ブログ

幼稚園・保育園のセキュリティ対策|顔認証システムの4つのメリットと活用例

幼稚園・保育園のセキュリティ対策|顔認証システムの4つのメリットと活用例

学校や幼稚園・保育園での傷害・窃盗被害が多発した2000年以降、全国の施設でセキュリティシステムを活用した防犯対策が行われています。当記事では、幼稚園・保育園で行われている防犯対策と特に注意すべき送迎時の対応、顔認証を利用したセキュリティシステムの活用例をご紹介します。

コンテンツの目次
  1. セキュリティ対策が重要視される理由
  2. 特に注意が必要な送迎時の対策
  3. 顔認証システムを利用するメリット
  4. 幼稚園・保育園での活用例

1. 幼稚園・保育園のセキュリティ対策が重要視される理由

警察庁が発表しているデータによると、2014年に学校や幼稚園・保育園で発生した刑法犯認知件数は22,275件。
2003年まで増加が続いたものの、2001年の大阪教育大学附属池田小学校での事件からセキュリティ対策が強化され、ピーク時の46,723件からは20,000件近く減少しました。 幼稚園・保育園を含む学校施設は、セキュリティレベルが低く侵入が容易であることが課題となっています。傷害事件に発展する恐れもあるため、子どもたちが安全に過ごせる環境の整備が求められています。

また、夜間の窃盗にも注意が必要です。傷害事件と比べて報道されにくいものの、2014年には1,814件の侵入窃盗事件が学校・幼稚園・保育園で起きています。学校に盗むものなんてないと考えがちですが、給食費・修学旅行の積立金など現金はもちろん、職員のパソコンや児童・園児の個人情報が盗まれる恐れがあります。

この他にも、自然災害への対策や避難場所としての機能、熱中症対策やコロナ対策など注意しなければならない問題が増加。限られた人員で効率よく業務をこなすために、施設が抱える課題に適したシステムの導入が進められています。

2. 特に注意が必要な送迎時の対策

普段は施錠されている幼稚園・保育園も、園児の送迎の時間には多くの人が出入りします。門からの不審者の侵入や、迎えに来た身内のふりをして園児を連れ去る「なりすまし」を防ぐため、多くの施設で以下のような対策が行われています。

幼稚園・保育園で行われている送迎時の対応

・指定の保護者証明カードを持参する
・保護者ごとにID・パスワードを設定、解錠し入園する
・保護者にICカードを配布、入口で認証する
・迎えにいく可能性がある保護者・親族全員の顔写真と連絡先を提出する
・親以外が迎えに行くときは必ず事前に連絡する

属人的な対応に課題も

上記のように様々な対策が取られているものの、証明カードを忘れた保護者との間でトラブルが起きたり、保護者側も1枚のカードを家族間で共有する面倒を感じたりと課題が生まれています。特に、職員が保護者の顔と名前を覚えることを前提とした体制には限界があり、園の業務負担が大きい上セキュリティ対策としても好ましいとは言えません。


3. 顔認証システムを利用するメリット

「顔認証システム」でオフィスの入退室管理|4つのメリットとICカードとの比較

メリット① 高度なセキュリティ効果

現在では、ID・パスワードやカード、鍵などを利用した本人確認が一般的です。しかし、それらの情報があれば他人であっても本人になりすますことが可能であり、犯罪につながりかねません。

顔認証では他人になりすますことはかなり困難であるうえ、万が一問題が発生した場合には照合時の顔を「顔画像ログ」として残せるため、管理者が目視確認・共有することも可能です。これらの機能を活用することで犯罪の抑止につながります。

メリット② カードや鍵・IDの紛失・失念の心配がない

顔認証を含む生体認証技術は、身体的特徴を利用します。オフィスの入館証をなくしてしまった、パスワードを忘れてしまったなどのトラブルを防止するだけでなく、高いセキュリティ効果を実感することができます。

メリット③ 非接触・非拘束での認証

カードや鍵の提示、指をかざす等の特別な動作は不要です。衛生面に配慮し認証できることから、ソーシャルディスタンスが重視されるコロナ禍で注目を集めています。両手がふさがっていても認証可能であるため、小さなお子様を抱っこしたまま認証することができます。

メリット④ 利用者の心理的負担が少ない

目や鼻など顔の特徴的な部分や顔領域の位置、比率などを元に本人確認をする顔認証は、普段から人が相手を判別している方法をシステム化したものです。スマートフォンやパソコンのロックに活用され身近であり、利用者の心理的負担が少ないといわれています。

ICカード認証との比較

一般的に本人確認方法として主流なのは、ICカードによる認証ですが、カードの盗難・紛失リスクからセキュリティ対策には向きません。
下の表では、ICカードと顔認証の特徴を比較しています。地域や運営形態により様々な課題があるため、施設に適した認証方法を選びましょう。

4. 幼稚園・保育園での活用例



機能① 約1秒で高速認識・複数人の同時認証も可能

約1秒での高速認識が可能なAI顔認証システム。セキュリティゲートと組み合わせ、安全な入退室管理を実現します。認証されていない人間の「共連れ」を防止し、不審な人物の侵入を防ぎます。

機能② 体温をリアルタイムで測定・表示

顔認証と同時に検温を実施、体温をリアルタイムで表示します。マスク着用時(非着用時)も本人を認識できる上、着用していない場合には音声アラートで警告します。入場ゲートと組み合わせ、37.6℃以上であればゲートを開かないなどの設定も可能であり、幼稚園・保育園での感染症拡大を防止します。

機能③ 園児の登園・降園時間を自動で記録、クラウド上で管理

登園・降園時刻と体温を自動記録。登園日数や延長保育の時間を管理したり、園児の体調を管理したりする際に役立ちます。
記録はクラウド上で保管されるため、管理者は園内ではもちろん、自宅や本部からも記録にアクセスすることができます。

機能④ ペーパーレス化により個人情報の漏えいを防止

夜間の窃盗被害が多い幼稚園・保育園では、園内での個人情報の管理にも注意が必要です。狙われやすい職員室で個人情報をアナログ管理していると、園児や保護者の個人情報が盗まれ悪用される危険性があります。
情報をクラウド上で管理することでペーパーレス化を実現。業務効率の向上にも効果的です。

機能⑤ 職員の勤怠管理にも活用可能

顔認証による職員の出退勤打刻が可能です。労働時間の長さが問題になる教育現場では、正確な労働時間を把握し業務改善に努める動きが活発化。出勤・退勤時に認証するだけで労働時間のデータが保管されるため、効率的に労働時間の管理をすることができます。
過剰な残業を防止する機能も豊富であり、定時になっても退勤していない社員のスマホに着信通知を送信したり、規定の残業時間を超えると本人・管理者へのメッセージを送信したりすることが可能です。



→顔認証システムを低価格で設置したい方はこちらもご覧ください

5. 参考サイト

・東建コーポレーション株式会社・スタディピア「保育園のセキュリティについて」
・株式会社スマイルプラス・ぽかぽか園づくり「防犯セキュリティ対策を施した保育園へ」
・文部科学省「学校施設における犯罪の動向」
・文部科学省「学校安全に関する参考資料」


顔認証システムの詳細はこちら
WEB商談・資料請求・お問合せはこちら


日付: 2021/11/16
『電子帳簿保存法 改正の解説と対策ガイド』 資料ダウンロード