【飲食】POSレジ人気8選!業態別、便利な機能も解説

【飲食】POSレジ人気8選

飲食店にPOSレジを導入したい。

飲食店を経営するにあたり、必要になるものの一つに「レジ」があります。

近年、様々なレジが発売されており、「POSレジ」を使用しているお店が増えています。

ところがいざ選ぶとなっても、普段の生活で使う事のない「POSレジ」は、馴染みのないものばかりです。

便利であっても使わない機能がたくさんある、もしくは予定より締め作業操作に時間が掛かってしまうケースもあるかもしれません。

そこで、それぞれのお店の形態にはどんな機能が必要なのか、POSレジのメリットなどを紹介いたします。

本記事を読むことで、自分の飲食店舗の形態にあった、業務効率を上げることのできるPOSレジを見つけて、より良い導入ができるようになれたなら幸いです。

目次
  1. 1. 飲食店向けレジとは
  2. 2. POSレジのメリット
  3. 3. POSレジのデメリット
  4. 4. 飲食店の業態別おすすめのPOSレジのタイプ
  5. 5. おすすめのPOSレジ8選
  6. 6. まとめ

飲食店向けPOSレジとは

POSレジには、飲食店の経営をサポートしてくれる様々な機能が搭載されています。
POSレジやタブレットPOSレジに搭載されている機能を紹介致します。

顧客管理

顧客管理とは顧客の個人情報や来店履歴、購入金額などが確認できる機能です。
会員情報を管理することができるので、それとレジを連携させる事で顧客の購入金額や履歴の確認ができます。
誕生日月にはクーポンを配信するなど、顧客ごとに合わせたサービスを提供することもできます。
また、そのデータを使って顧客の分析ができるので、今後の経営に役立てることができます。

クレジットカード決済、ポイント機能

多くのPOSレジは、クレジットカード決済端末と連携できます。
キャッシュレスが進み、今は多くの人がクレジットカード等で決済する時代です。
インバウンドの影響もあり、海外からの観光客も、クレジットカードでの決済がほとんどです。

POSレジと連動しているので金額の入力ミスを防ぎ、また、現金を扱わないためお札や小銭を数える時間やミスを軽減できます。スムーズな会計で、従業員が少なくても顧客対応の質を落とさない運営ができます。

また、お店独自のポイントを付与したり、Tポイント、楽天ポイントなどの共通ポイントを貯められたりする点にも注目すれば集客に繋げることができます。

オーダーエントリーシステム

ハンディ端末から料理の注文ができるOES(オーダーエントリーシステム)というシステムがあります。
POSレジと連携させるとテーブル管理、オーダー管理が容易になります。
スタッフの負担も減るので顧客サービスの質の向上が目指せます。
オーダーから提供までの時間も短縮されるので顧客満足度の向上にも繋がるでしょう。

各テーブルの端末を設置して顧客が自ら端末を操作してオーダーするセルフオーダーシステムもあります。

複数店舗管理

チェーン展開などで複数店舗所有をしている場合でも、全店舗のレジを一元管理することができます。
これにより、本部で全店舗の売上や在庫、スタッフの数や顧客の傾向などがわかり、コスト削減につなげることができます。

分析機能

レジで収集した日々のデータは、分析することができ、その結果を踏まえてのマーケティングなどに役立ちます。機種によっては、ABC分析やトレンド分析、RFM分析など、いろいろな分析も行えるので自分に必要な内容を分析して行動することができます。

商品の売れ行きの良い時間帯や曜日、売れ筋商品や客層、顧客の嗜好がわかれば、キャンペーンやセールなどの参考にでき、今後の新メニュー、商品開発に大きく役立ちます。

予約管理システム連携

飲食店では自店舗のホームページや外部サイト、さらに電話での予約が多く入ります。予約日時や希望の座席・メニューなどの管理を手作業ですると、予約の重複や管理ミスなどのヒューマンエラーが起こる可能性もあります。

そのような課題は、POSレジと予約管理システムを連携させることで解消できます。予約管理システムは、ホームページや電話からの予約を一元管理できる上、店舗の営業時間にかかわらず24時間いつでも予約受付が可能です。

2. POSレジのメリット

業務の効率化

  1. ・自動的に記録されるので集計作業を行う必要がない
  2. ・複数店舗を運営している場合も売り上げ管理が煩雑にならず全店舗の売上状況を一目で確認できるようになる
  3. ・会計業務をスムーズに行うことができ、待ち時間短縮や顧客満足度向上につながる
  4. ・売上金額や出庫数などを自動で集計することができ、レジ締め作業の負担軽減にもなります
  5. ・スタッフの勤怠管理や在庫管理機能を搭載したPOSレジなら、シフト作成から勤怠管理、人件費計算などの業務効率化につながる

データの収集・分析

  1. ・販売情報がデータとして残るので、売れ筋から店の品揃えや新商品を企画したり、経営指針に役立てたりすることができます
  2. ・データ収集と分析がリアルタイムで自動的に行われるので在庫の有無などの情報がすぐに確認でき、無駄のない在庫管理ができる
  3. ・販売傾向、売れ行きの良い時間帯を分析でき、在庫や製造数などの適正な数量が把握できる

不正やミスの防止

  1. ・商品の金額をあらかじめ登録しておけば金額を打ち間違えることがないのでヒューマンエラーを防げる
  2. ・会計の担当者も記録が残せるので、従業員の不正防止に繋がる
  3. ・レジ締時に、金額や件数に相違があった場合にもすぐ内容が確認できる

サービスの充実

  1. ・キャッシュレス化に伴い幅広い決済手段に対応できるものもあるので、客側も利用しやすく、顧客満足度の向上につながる
  2. ・ポイント付加、割引クーポンの付与などのサービスを追加できるものもある

人件費の削減

  1. ・慣れないスタッフでも価格を覚える必要がなく操作を覚えれば使えるので、スムーズに会計処理ができる
  2. ・データから来店の多い時間帯を洗い出せるので、作業人員を調整と人件費削減が可能

3. POSレジのデメリット

POSレジはデメリットも存在します。どんなものがあるのか紹介していきます。

周辺機器設置を用意する必要

  1. ・インターネットに接続するための回線が必要
  2. ・機種によってはレシートプリンタを別途用意しなければならない

停電や電波障害に弱い

  1. ・ネットワーク障害があると使用できなくなる時がある
  2. ・地震や台風など、電力の供給が止まってしまうと使用できない
  3. ・バックアップなどの、データを失わない対策を行う必要がある

目的に応じて必要な機能を見極めることが必要

  1. ・営業形態が合っていないと余計なコストがかかってしまう
  2. ・必要以上に多機能なものを導入して使いこなせず、余計に負担になってしまう事もある
  3. ・見極めを怠って、必要な機能が備わっていないと、業務が増えてしまう
  4. ・インボイス制度など最新の法改正にうまく対応できていないPOSレジも多いため、しっかり確認する。

POSレジを導入する際は、こうしたデメリットも考慮して、

POSレジ導入MEMO
  • インターネットなど周辺機器についても同時に導入できたり、相談できるPOSレジ提供会社を選ぶ
  • いざという時のサポート体制がしっかりしているPOSレジ提供会社を選ぶ
  • 自身の飲食店で必要になる機能をリストアップしてみて、見合うような機能を持っている企業を選ぶ
  • インボイス制度などの最新の法改正にしっかり対応できているPOSレジ提供会社を選ぶ

どんな規模・業態の飲食店舗であっても、上記の様点に注意して選んでいくとミスマッチなく、導入が可能になります。

4. 飲食店の業態別おすすめのPOSレジのタイプ

飲食店といっても、それぞれ規模や形態が違います。
それぞれに合ったPOSレジがあるのでどのようなタイプが使いやすく、運営に役立つのか、紹介していきます。

メニューが少ない小規模なお店:基本機能を搭載したシンプルなレジ

メニューが少ない、限られていると、会計時にも簡単に入力かできます。また、売れ筋の商品も簡単に把握できます。
スタッフの人数が限られているケースが多いので業務の効率化は目指したいところです。
小規模であれば、基本的な機能が搭載されているPOSレジがコストも抑えて使いやすいです。

チェーン展開しているレストラン、居酒屋など:オーダーエントリーシステム

チェーン展開している店舗ですと、メニューが何十種類もあったり、メニューの改廃も頻繁にあります。
来客数も非常に多く、席の数や形態も多種類に渡り、それなりにスタッフも多数必要になります。

オーダーエントリーシステムが搭載されていると、オーダーのミスや手間を削減できるので、非常に便利です。また、タブレット型を利用して各テーブルでの会計ができるようにすれば、レジ前や入口での混雑を回避できます。

スタッフの勤怠管理や各店舗の売り上げや在庫管理などのデータ分析が重要になってくるので、このあたりの機能が充実したものがおすすめです。

ファストフードやテイクアウトがあるお店:スムーズな会計ができるシステム

その場で注文を聞き、その場で会計から引き渡しまでを行うケースがほとんどです。
レジの場所は固定されていて、その場所に多数の来客が集まります。
おそらくメニューもそれほど複雑ではないので、バーコードリーダーなどでスムーズに会計が済まされるタイプが使いやすいです。

キッチンカーなどの移動販売では、スペースが限定されているので、コンパクトであることも重要なポイントです。

5. おすすめのPOSレジ8選

BeSHOKU(飲食店仕様FreePOS)【唯一のCTI機能 常連客が多い店舗に最適】

FreePOS

顧客管理、予約管理、電話受付CTI、POSレジ、売り上げ決済、クレジットカード決済、メール配信、これらの機能が全て連動しているため業務効率のアップを実現することができます。

予約の電話着信と同時に顧客情報を表示するCTI機能で、電話番号を変える必要がないのはBeSHOKUのみ。常連の顧客や予約が多い顧客管理が必要な店舗にはよりおすすめです。

折り返しや確認の手間をなくし、スムーズな予約登録や予約の変更を実現することができます。

【FreePOSの機能】
  • 顧客管理
  • 予約管理(WEB予約にも対応)
  • 電話受付CTI(顧客情報自動表示)
  • POSレジ/売上集計
  • クレジットカード決済
  • メール配信
  • ほかにも「インボイス対応可能」など機能多数。詳しくはFreePOS公式HPより

広島でイタリアンなどの飲食店舗を複数運営されている「株式会社伯和」さんや、子どもから大人まで安心して食べられるパンを品川で提供されている「M’s BAKERY」さんなど様々な企業で導入実績があり、おすすめできる飲食店向きのPOSシステムです

人流解析システム

また人流解析システムと連携し、時間帯別の来店客数や男女、年齢別の集計を行うことも可能です。

来店分析・人流解析システム(People Flow Analysis System)とは、特定の空間を通過する人々の流れをAI技術を使って追跡し、分析する技術のことです。

人流解析システムを導入することで

POSレジ導入MEMO
  • 新規出店を考えているが、どのくらいの通行量があるのか?
  • おすすめメニューの看板って、どこの入口や場所に置いたら売上あがるかな?
  • 何曜日によく人がくるのだろう?去年の今日はどうだっただろう?
  • 特定のエリアを通る人だけ分析できるかな?

といった飲食店経営上の悩みを解決することにつながり、POSレジと組み合わせることでより効率的な飲食店舗運営を実現することが可能になります。

スマレジ【0円から使える簡単な操作感】

スタンダードプランであればレジの基本機能は0円から利用可能。

高機能、多機能でもシンプルな操作感でストレスなく使用可能です。

最新の売り上げ情報、在庫状況が常に確認できるので、売り上げ情報を細かく分析、在庫の入荷時期も細かく把握できるので店舗運営の問題解決や売り上げアップに繋がります。

認定基準をクリアしたエキスパートが365日対応。安心のサポート体制が確立されています。

【スマレジの機能】

  1. ・基本のレジ機能
  2. ・売上分析
  3. ・顧客管理
  4. ・複数店舗管理
  5. ・キャッシュレス決済
  6. ・オフライン対応
  7. ・セルフオーダー

他、多数。
※一部、オプション、プレミアム会員以上。

詳しくはコチラ

Square【月額使用料が不要 モバイルにも対応可能】

キャッシュレス決済が発生した際の決済手数料のみで、登録手数料や月額固定費がかからず、無料でご利用できるのが魅力(導入時の決済端末の購入費等は別途)。

売れ筋商品、よく売れる時間帯、売上に一番貢献しているスタッフなど、経営に必要なデータがリアルタイムで把握できます。

レジの台数が増えても、店舗や従業員が増えても大丈夫。一つのアカウントで、いつでもどこでも各店舗の状況を把握できます。

【Squareの機能】

  1. ・POSレジ
  2. ・売上分析
  3. ・予約管理
  4. ・スタッフ管理
  5. ・顧客リスト
  6. ・ギフトカード
  7. ・連携サービス

他、多数

詳しくはコチラ

エアレジ【AirPayと連動でいろいろな支払いに対応】

Airレジは、初期費用や月額費用、サポート費用も0円。

会計などのレジの基本機能はもちろんのこと、キャッシュレス決済への対応や売上管理・分析、会計ソフトとの連携など、日々の業務に役立つさまざまな機能が備わっています。

AirレジとAirペイを一緒に使えば、専用のカードリーダー1台でクレジットカード決済や交通系電子マネーなど、さまざまな決済手段に対応することができます。

また、Airレジで会計した情報はそのまま決済端末に反映されるので、 金額の再入力の手間がなく、スムーズに会計が行えます。

「先会計のお店」「居酒屋やレストラン」「居酒屋やBar」など、お店のオペレーションにあわせて、機能を組み合わせることが可能です。

【エアレジの機能】

  1. ・注文入力・会計
  2. ・売り上げ集計・分析
  3. ・キャッシュレス決済
  4. ・在庫管理
  5. ・レジ締め
  6. ・(飲食店向け)注文管理
  7. 他、多数。
    ※一部、別途申し込みが必要

    詳しくはコチラ

    ユビレジ【使いやすさNo.1】

    POSレジのパイオニア、ユビレジは「カンタンがいちばん」をコンセプトに、新人スタッフからITが苦手な方まで誰でも扱える簡単操作。研修時間が節減できるため、売上に貢献する接客や追加オーダー提案などに注力できます。

    従来の集計業務は不要。自動で売上の集計・分析を行います。データはクラウドに保存されるので、外出先や自宅からもデータの確認が可能です。

    決済サービスと連携することで話題の決済にも対応し、時代の変化に合わせたレジ業務が実現し、顧客満足度も向上します。

    【ユビレジの機能】

    1. ・レジ会計
    2. ・QRオーダー&決済
    3. ・在庫管理
    4. ・顧客管理
    5. ・売上管理・分析

    他、多数

    詳しくはコチラ

    Poscube(ポスキューブ)【多数の会社と連携で多彩なサービス】

    今までの専用POSレジや簡易的なタブレットPOSレジとは、一線を画す飲食店のためのシステム。

    飲食店の多彩で複雑な商品管理と注文から、会計、売上分析までを簡単な操作で実現。

    デリバリー・テクアウト向けの軽減税率にも対応します。

    【Poscube(ポスキューブ)の機能】

    1. ・注文管理
    2. ・会計管理
    3. ・商品管理
    4. ・データ分析能
    5. ・複数店舗の一括管理
    6. ・予約システム
    7. ・スマート決済サービス
    8. ・ホテルシステムとの連動
    9. ・自動つり銭機との連動

    他、多数

    詳しくはコチラ

    POS+(ポスタス)【サポート体制が充実】

    データ入力などの初期設定・設置は担当サポートが対応してくれます。はじめての方でも直感的で分かりやすいデザインです。

    基本機能はもちろん、業種ごとの特殊なシーンにも対応。また、変化する状況に合わせて必要な機能を低コストで追加できるので、将来に備えて安心してご利用できます。

    電話も駆けつけも無料なので、サポート面も安心。さらに、導入費用内で店舗スタッフへのトレーニングもご利用できます。

    【POS+(ポスタス)の機能】

    1. ・レジ機能
    2. ・注文機能
    3. ・顧客分析 売上分析 商品分析
    4. ・顧客管理
    5. ・複数店舗管理
    6. ・キャッシュレス決済機能
    7. ・セルフオーダー管理
    8. ・テイクアウト、デリバリー
    9. ・スタッフ管理機能

    他、多数。

    詳しくはコチラ

    DealerShip(ディーラーシップ)【優れたカスタマイズ性と安定性】

    使いやすいレジを考えて、操作性にこだわっているので誰でも操作が簡単にできます。

    クラウド機能はもちろんのこと、使いやすく、便利で、安全に配慮したシステムとなっています。

    ポイント管理、顧客管理、オーダーエントリー(OrderShip)、 基幹システム(FalgShip)など、姉妹サービスとのシステム連携を通じて幅広いニーズに対応しています。

    DealerShipのPOSレジで使用するタブレットはあえて「Androidタブレット」を採用。

    優れたカスタマイズ性と有線接続が可能で不測のネット接続エラーや電波の届きにくい立地でも止まらない抜群の安定性を実現しています。

    【DealerShipの機能】

    1. ・店舗売上の一元化
    2. ・売上分析
    3. ・顧客分析
    4. ・業務省力化

    他、多数。

    詳しくはコチラ

    まとめ

    おすすめのPOSレジやタブレットPOSレジの機能について解説しました。

    オーダーシステムや予約管理、クレジットカード決済など、便利な機能と連携することで店舗運営をより効率化できるでしょう。

    人件費の問題でスタッフが増やせない、それに伴う人員不足で待ち時間が増えてしまう、など、飲食店が抱える多くの悩みはPOSレジの導入によって解消できます。

    多くの飲食店でPOSレジが導入されているのは、コロナ禍による需要の変化やインバウンドの回復という背景があります。
    時代にあった取り組みで、顧客側にもお店を利用しやすくなり、お店側も業務を効率化できるので、集客を目指した取り組みに集中できるのです。

    POSレジを活用すれば、今後のコロナ明けの需要を最大限に取り込むことにもつながるでしょう。

    最近では、こうしたPOSレジなどの「DX化」に対して、補助金を国が出すケースも多数あります。

    株式会社バルテックでは、補助金についてや飲食店を開業したい方に向けての相談窓口も設けています。

    申し込みは下のボタンからお願いします。

    本記事を読まれた読者の方がより良いPOSレジ導入ができたなら幸いです。


日付: 2023/11/30
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