2023年11月30日
飲食店にPOSレジを導入したい。
飲食店を経営するにあたり、必要になるものの一つに「レジ」があります。
近年、様々なレジが発売されており、「POSレジ」を使用しているお店が増えています。
ところがいざ選ぶとなっても、普段の生活で使う事のない「POSレジ」は、馴染みのないものばかりです。
便利であっても使わない機能がたくさんある、もしくは予定より締め作業操作に時間が掛かってしまうケースもあるかもしれません。
そこで、それぞれのお店の形態にはどんな機能が必要なのか、POSレジのメリットなどを紹介いたします。
本記事を読むことで、自分の飲食店舗の形態にあった、業務効率を上げることのできるPOSレジを見つけて、より良い導入ができるようになれたなら幸いです。
POSレジには、飲食店の経営をサポートしてくれる様々な機能が搭載されています。
POSレジやタブレットPOSレジに搭載されている機能を紹介致します。
顧客管理とは顧客の個人情報や来店履歴、購入金額などが確認できる機能です。
会員情報を管理することができるので、それとレジを連携させる事で顧客の購入金額や履歴の確認ができます。
誕生日月にはクーポンを配信するなど、顧客ごとに合わせたサービスを提供することもできます。
また、そのデータを使って顧客の分析ができるので、今後の経営に役立てることができます。
多くのPOSレジは、クレジットカード決済端末と連携できます。
キャッシュレスが進み、今は多くの人がクレジットカード等で決済する時代です。
インバウンドの影響もあり、海外からの観光客も、クレジットカードでの決済がほとんどです。
POSレジと連動しているので金額の入力ミスを防ぎ、また、現金を扱わないためお札や小銭を数える時間やミスを軽減できます。スムーズな会計で、従業員が少なくても顧客対応の質を落とさない運営ができます。
また、お店独自のポイントを付与したり、Tポイント、楽天ポイントなどの共通ポイントを貯められたりする点にも注目すれば集客に繋げることができます。
ハンディ端末から料理の注文ができるOES(オーダーエントリーシステム)というシステムがあります。
POSレジと連携させるとテーブル管理、オーダー管理が容易になります。
スタッフの負担も減るので顧客サービスの質の向上が目指せます。
オーダーから提供までの時間も短縮されるので顧客満足度の向上にも繋がるでしょう。
各テーブルの端末を設置して顧客が自ら端末を操作してオーダーするセルフオーダーシステムもあります。
チェーン展開などで複数店舗所有をしている場合でも、全店舗のレジを一元管理することができます。
これにより、本部で全店舗の売上や在庫、スタッフの数や顧客の傾向などがわかり、コスト削減につなげることができます。
レジで収集した日々のデータは、分析することができ、その結果を踏まえてのマーケティングなどに役立ちます。機種によっては、ABC分析やトレンド分析、RFM分析など、いろいろな分析も行えるので自分に必要な内容を分析して行動することができます。
商品の売れ行きの良い時間帯や曜日、売れ筋商品や客層、顧客の嗜好がわかれば、キャンペーンやセールなどの参考にでき、今後の新メニュー、商品開発に大きく役立ちます。
飲食店では自店舗のホームページや外部サイト、さらに電話での予約が多く入ります。予約日時や希望の座席・メニューなどの管理を手作業ですると、予約の重複や管理ミスなどのヒューマンエラーが起こる可能性もあります。
そのような課題は、POSレジと予約管理システムを連携させることで解消できます。予約管理システムは、ホームページや電話からの予約を一元管理できる上、店舗の営業時間にかかわらず24時間いつでも予約受付が可能です。
POSレジはデメリットも存在します。どんなものがあるのか紹介していきます。
POSレジを導入する際は、こうしたデメリットも考慮して、
どんな規模・業態の飲食店舗であっても、上記の様点に注意して選んでいくとミスマッチなく、導入が可能になります。
飲食店といっても、それぞれ規模や形態が違います。
それぞれに合ったPOSレジがあるのでどのようなタイプが使いやすく、運営に役立つのか、紹介していきます。
メニューが少ない、限られていると、会計時にも簡単に入力かできます。また、売れ筋の商品も簡単に把握できます。
スタッフの人数が限られているケースが多いので業務の効率化は目指したいところです。
小規模であれば、基本的な機能が搭載されているPOSレジがコストも抑えて使いやすいです。
チェーン展開している店舗ですと、メニューが何十種類もあったり、メニューの改廃も頻繁にあります。
来客数も非常に多く、席の数や形態も多種類に渡り、それなりにスタッフも多数必要になります。
オーダーエントリーシステムが搭載されていると、オーダーのミスや手間を削減できるので、非常に便利です。また、タブレット型を利用して各テーブルでの会計ができるようにすれば、レジ前や入口での混雑を回避できます。
スタッフの勤怠管理や各店舗の売り上げや在庫管理などのデータ分析が重要になってくるので、このあたりの機能が充実したものがおすすめです。
その場で注文を聞き、その場で会計から引き渡しまでを行うケースがほとんどです。
レジの場所は固定されていて、その場所に多数の来客が集まります。
おそらくメニューもそれほど複雑ではないので、バーコードリーダーなどでスムーズに会計が済まされるタイプが使いやすいです。
キッチンカーなどの移動販売では、スペースが限定されているので、コンパクトであることも重要なポイントです。
顧客管理、予約管理、電話受付CTI、POSレジ、売り上げ決済、クレジットカード決済、メール配信、これらの機能が全て連動しているため業務効率のアップを実現することができます。
予約の電話着信と同時に顧客情報を表示するCTI機能で、電話番号を変える必要がないのはBeSHOKUのみ。常連の顧客や予約が多い顧客管理が必要な店舗にはよりおすすめです。
折り返しや確認の手間をなくし、スムーズな予約登録や予約の変更を実現することができます。
広島でイタリアンなどの飲食店舗を複数運営されている「株式会社伯和」さんや、子どもから大人まで安心して食べられるパンを品川で提供されている「M’s BAKERY」さんなど様々な企業で導入実績があり、おすすめできる飲食店向きのPOSシステムです
また人流解析システムと連携し、時間帯別の来店客数や男女、年齢別の集計を行うことも可能です。
来店分析・人流解析システム(People Flow Analysis System)とは、特定の空間を通過する人々の流れをAI技術を使って追跡し、分析する技術のことです。
人流解析システムを導入することで
といった飲食店経営上の悩みを解決することにつながり、POSレジと組み合わせることでより効率的な飲食店舗運営を実現することが可能になります。
スタンダードプランであればレジの基本機能は0円から利用可能。
高機能、多機能でもシンプルな操作感でストレスなく使用可能です。
最新の売り上げ情報、在庫状況が常に確認できるので、売り上げ情報を細かく分析、在庫の入荷時期も細かく把握できるので店舗運営の問題解決や売り上げアップに繋がります。
認定基準をクリアしたエキスパートが365日対応。安心のサポート体制が確立されています。
【スマレジの機能】
他、多数。
※一部、オプション、プレミアム会員以上。
詳しくはコチラ
キャッシュレス決済が発生した際の決済手数料のみで、登録手数料や月額固定費がかからず、無料でご利用できるのが魅力(導入時の決済端末の購入費等は別途)。
売れ筋商品、よく売れる時間帯、売上に一番貢献しているスタッフなど、経営に必要なデータがリアルタイムで把握できます。
レジの台数が増えても、店舗や従業員が増えても大丈夫。一つのアカウントで、いつでもどこでも各店舗の状況を把握できます。
【Squareの機能】
他、多数
詳しくはコチラ
Airレジは、初期費用や月額費用、サポート費用も0円。
会計などのレジの基本機能はもちろんのこと、キャッシュレス決済への対応や売上管理・分析、会計ソフトとの連携など、日々の業務に役立つさまざまな機能が備わっています。
AirレジとAirペイを一緒に使えば、専用のカードリーダー1台でクレジットカード決済や交通系電子マネーなど、さまざまな決済手段に対応することができます。
また、Airレジで会計した情報はそのまま決済端末に反映されるので、 金額の再入力の手間がなく、スムーズに会計が行えます。「先会計のお店」「居酒屋やレストラン」「居酒屋やBar」など、お店のオペレーションにあわせて、機能を組み合わせることが可能です。
【エアレジの機能】
他、多数。
※一部、別途申し込みが必要
詳しくはコチラ
POSレジのパイオニア、ユビレジは「カンタンがいちばん」をコンセプトに、新人スタッフからITが苦手な方まで誰でも扱える簡単操作。研修時間が節減できるため、売上に貢献する接客や追加オーダー提案などに注力できます。
従来の集計業務は不要。自動で売上の集計・分析を行います。データはクラウドに保存されるので、外出先や自宅からもデータの確認が可能です。
決済サービスと連携することで話題の決済にも対応し、時代の変化に合わせたレジ業務が実現し、顧客満足度も向上します。
【ユビレジの機能】
他、多数
詳しくはコチラ
今までの専用POSレジや簡易的なタブレットPOSレジとは、一線を画す飲食店のためのシステム。
飲食店の多彩で複雑な商品管理と注文から、会計、売上分析までを簡単な操作で実現。
デリバリー・テクアウト向けの軽減税率にも対応します。
【Poscube(ポスキューブ)の機能】
他、多数
詳しくはコチラ
データ入力などの初期設定・設置は担当サポートが対応してくれます。はじめての方でも直感的で分かりやすいデザインです。
基本機能はもちろん、業種ごとの特殊なシーンにも対応。また、変化する状況に合わせて必要な機能を低コストで追加できるので、将来に備えて安心してご利用できます。
電話も駆けつけも無料なので、サポート面も安心。さらに、導入費用内で店舗スタッフへのトレーニングもご利用できます。
【POS+(ポスタス)の機能】
他、多数。
詳しくはコチラ
使いやすいレジを考えて、操作性にこだわっているので誰でも操作が簡単にできます。
クラウド機能はもちろんのこと、使いやすく、便利で、安全に配慮したシステムとなっています。
ポイント管理、顧客管理、オーダーエントリー(OrderShip)、 基幹システム(FalgShip)など、姉妹サービスとのシステム連携を通じて幅広いニーズに対応しています。
DealerShipのPOSレジで使用するタブレットはあえて「Androidタブレット」を採用。
優れたカスタマイズ性と有線接続が可能で不測のネット接続エラーや電波の届きにくい立地でも止まらない抜群の安定性を実現しています。
【DealerShipの機能】
他、多数。
詳しくはコチラ
おすすめのPOSレジやタブレットPOSレジの機能について解説しました。
オーダーシステムや予約管理、クレジットカード決済など、便利な機能と連携することで店舗運営をより効率化できるでしょう。
人件費の問題でスタッフが増やせない、それに伴う人員不足で待ち時間が増えてしまう、など、飲食店が抱える多くの悩みはPOSレジの導入によって解消できます。
多くの飲食店でPOSレジが導入されているのは、コロナ禍による需要の変化やインバウンドの回復という背景があります。
時代にあった取り組みで、顧客側にもお店を利用しやすくなり、お店側も業務を効率化できるので、集客を目指した取り組みに集中できるのです。
POSレジを活用すれば、今後のコロナ明けの需要を最大限に取り込むことにもつながるでしょう。
最近では、こうしたPOSレジなどの「DX化」に対して、補助金を国が出すケースも多数あります。
株式会社バルテックでは、補助金についてや飲食店を開業したい方に向けての相談窓口も設けています。
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本記事を読まれた読者の方がより良いPOSレジ導入ができたなら幸いです。