出面管理とは？
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出面管理（でづら、でめん）とは、建設現場に出入りする作業員や業者を管理することです。出面管理では、「誰が」「いつ」「どこの現場で」「どれくらい」作業にあたっていたかを記録します。
出面管理は、作業員の賃金・安全・労務面を管理するために不可欠です。また、作業全体の工程管理に必要となる、基礎的な計測の取り組みでもあります。 出面管理の方法には、次のようなものがあります。
・紙を使った方法
・アプリやソフトを使った方法
アプリやソフトを使用した管理方法であれば、出面担当者の負担が軽減され、工事現場の作業効率アップにもつながります。
出面管理アプリでは、主に次の管理業務や報告業務を自動化・効率化することができます。
・作業員の出退勤管理
・日報の作成、確認
・入退時間計算
・出退勤打刻
出面管理の問題点とは？
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2024年4月から、建設業界でも時間外労働の上限が規制が適用されます。時間外労働が原則として月45時間、年360時間までに変更となり、臨時的な特別な事情がなければ、これを越えることはできなくなります。
そのため、限られた時間の中で生産性を上げる必要があり、業務のアナログからデジタルへの転換、作業効率化が求められます。
出面管理を紙で行っていると集計や確認作業に時間を取られるだけでなく、入退時間が出入りする作業員任せになるため、本人かどうかの確認が取れず、時間のごまかしがきくことにもなります。
作業員への支払いが管理表に基づくため、実際の支払いと差異が生まれることにもなってしまいます。
これらの問題点を克服するためにも出面管理をデジタル化することには大きなメリットがあります。
