無人ホテルとは?無人化を実現するスマートロックやメリットなどを紹介

無人ホテルとは?無人化を実現するスマートロックやメリットなどを紹介

2020年から厳しい状況が続いていた宿泊・観光業界ですが、GO toトラベルなどの補助金を皮切りに最近では中国の団体ビザが解禁され3年ぶりの団体旅行客が来日するなど急速に客足も回復しています。
コロナ禍で人員を整理したホテル旅館では人員募集をしても集まらず人手不足に陥っています。そんな中、人手不足の解消や業務効率化のために自動チェックインやスマートロック・予約管理システム・ロボットなどのテクノロジーを活用したホテルの無人化が進められています。当記事では、無人ホテルとはどの様なホテルなのか?ホテルを無人化するメリット・デメリット、無人化する方法などをご紹介致します。

コンテンツの目次
  1. 無人ホテルとは?
  2. 無人ホテルの先駆け「変なホテル」
  3. 進むホテルの無人化
  4. 無人ホテルの事例
  5. 無人ホテルのメリット
  6. 無人運営を可能にするスマートロック
  7. ホテル・旅館のシステム化に役立つサービス

1.無人ホテルとは?

無人ホテルとは、従来のホテルでは常駐しているフロントスタッフやサービススタッフが誰も常駐していないホテルのことを指します。
多くの無人ホテルではセルフでチェックイン・チェックアウトができるようにフロントやエントランスにセルフチェックイン・アウト機が設置されています。チェックインを行うと部屋の鍵がチェックイン機から出てくる場合もあれば、部屋の鍵がスマートロックになっていてチェックイン機に暗証番号が表示されたり開錠用のQRコードが印刷されたりします。
中には予約時に予約日時のみ利用できるQRコードを送信し、宿泊客はチェックイン・アウト機でチェックイン・アウトを行うことなく直接宿泊する部屋へ直行するケースもあります。

但し、無人ホテルでもホテル内にスタッフが全くいないというわけではなく事務所やスタッフルームに控えていたり、近隣エリアに待機していたり緊急時には迅速に対応できる体制を整えている場合が多く見られます。


2.無人ホテルの先駆け「変なホテル」

変なホテル

出典:変なホテル公式サイト

無人ホテルの先駆けと言えばHISホテルホールディングスが手掛ける「変なホテル」でしょう。受付に人型のロボットがいたり上記イメージ図の様な恐竜がいたり、インパクトのあるホテルです。実際のチェックインはチェックイン機を使ってチェックインを行います。
世界初のロボットが働くホテルとしてギネス認定もされ、宿泊客からの評判も良く、海外含めて22の変なホテルを展開しています。(2023年8月時点)


3.進むホテルの無人化

ホテルの無人化が進む理由

理由① 人手不足
冒頭でもご紹介したようにホテル・旅館など宿泊業界は人手不足の施設が多く、かつ人員募集をしても応募がない状態が続いています。ホテル・旅館のスタッフはチェックイン・アウトの「宿泊」以外に施設内にあるバーやレストラン関連の「料飲」「調理」や「宴会」・「管理・営業」など多岐にわたります。どの部門も人手不足なのでITを屈指し部分的な無人化を行うことで余剰人員を別の部門の業務を担当してもらうことで人手不足の解消が1つ目の理由です

理由② ヒューマンエラーを減らす
テクノロジーを活用することで、ロボットと人間の分業が進んでいます。9種類140体のロボットが“従業員”として働く「変なホテル舞浜 東京ベイ」では、予約や受付の対応などヒューマンエラーが発生しやすい部分はロボットが、マーケティング業務やロボットのメンテナンス・システムメンテナンスなど日常的な管理業務に加え、ロボットが行うのは難しいベッドメイクは人間が行うことでロボットと人間の特性を生かした体制を取っています。

理由③ 人件費削減
無人化の大きなメリットは、人件費を削減できることにあります。「変なホテル舞浜 東京ベイ」ホテルマネージャー・長井さんは、ロボットや最新ツールを活用することによりスタッフの人数を4分の1以下に減らすことができたと語っています。最新システムの導入には高額な初期費用がかかりますが、ランニングコストは定期メンテナンス料と電気代のみであるため、長い目で見るとスタッフを雇い続けるよりも低コストに。ロボットに接客されるという体験としても顧客満足度の向上につながることもあり、人件費以上の働きがあることが分かります。

4.無人ホテルの事例

無人ホテルmizuka

無人ホテルmizuka

出典:無人ホテルmizuka公式サイト

mizuka hotelは全施設無人ホテルで、チェックインタブレットを使いセルフチェックインします。チェックイン後、チェックインタブレットに部屋番号と部屋の鍵の暗証番号が表示される流れです。


GRANDBASE

GRANDBASE

出典:GRANDBASE公式サイト

グランドベースは、西日本エリアを中心に全国50箇所(2023年8月時点)に宿泊施設を展開しているホテルです。
tabiqという無人化・省人化ホテル運営システムを利用しています。tabiqでは受付のタブレットでチェックインを行いますが、チェックイン時にビデオ電話で施設担当者と繋ぎ、本人確認を行っています。こちらでもチェックイン完了時にスマートロックの暗証番号が表示され、開錠する流れとなっています。


なんば戎ホテル

GRANDBASE

出典:なんば戎ホテル公式サイト

福をもたらす神様が出迎える縁起の良いホテル「なんば戎ホテル」。
セルフチェックイン機(タブレット)を使ってチェックイン手続きを行います。深夜の時間帯はホテル玄関入口にロックがかかっており、事前に送信されたエントランスパスワード、セルフチェックインコードをにてご入館、ご入室が可能です。


5.無人ホテルのメリット

人件費の削減

昨今、人手不足もあり採用費用や人件費が高くなっています。システムやITサービスを活用しホテルを無人化することは人件費の削減に繋がります。また、システムやITサービスを活用し業務を効率化すれば従来その業務を行っていた人員を他の業務へ配置転換が可能です。新たな人材を雇用することなく人手不足解消の手助けにもなります。


接触機会の減少

以前の様に過度に新型コロナを恐れる必要がなくなりつつありますが、無人化し接触機会を削減することはスタッフの感染予防にも繋がります。
また、宿泊客も人との接触機会が少ない無人ホテルに対してコロナ対策の面で良い評価をしています。昔ながらの温かい接客を好む宿泊客もいれば、「非対面・非接触」を好む宿泊客もいるので新たなニーズを満たす要因になります。


6.無人運営を可能にするスマートロック

スマホ1台で完結するスマートロック

弊社が提供する施設予約システム・スマートロックでは、スマートフォン1台で客室の予約~解錠までを行うことが可能です。フロントで受付や鍵の管理をする必要がなくなり、無人施設でも安全に運営することができます。



特長① 会員はスマートフォンアプリで客室の解錠が可能
ウェブサイトから客室を予約。入室時にはQRコードで解錠を行うため、予約者以外が入室することはできません。無人でのホテル運営に適した設計です。

特長② カードや鍵は不要、紛失のリスクや発行費用を削減
予約~解錠までスマートフォンで完結、会員ごとの利用制限も行えるため、会員カードや鍵は一切必要ありません。紛失のリスクを減らすだけでなく、利用者が持つ鍵を管理する手間を省くことができます。
→無人化システムについて詳しく知りたい方はこちら


7.ホテル・旅館のシステム化に役立つサービス

ホテル・旅館用PBX・スマホアプリ「HOT/TEL(ホッテル)」

HOT/TELは、スマホを客室電話機として使えるようになるクラウドPBXアプリです。工事不要、最短3日で導入。新規のホテル開業やPBX老朽化に伴う入れ替えに最適です。

ホテル・旅館用PBX・スマホアプリ「HOT/TEL(ホッテル)」

客室電話だけでなくスタッフ間の内線や事務所用の電話としても利用する事ができます。また、館内案内や清掃管理・忘れ物管理なども行うことができます。
ホテル・旅館用PBX・スマホアプリ「HOT/TEL(ホッテル)」公式HP

8.参考

・株式会社矢野経済研究所「国内ホテル市場に関する調査を実施(2019年)」
・トラベルボイス「コロナ禍で表面化した宿泊業の課題、供給過多だった市場に新しいアイデアが必要」
・ニッセイ基礎研究所「2021年のホテルの市場動向-ターゲット層は国内観光客、求められる積極的な運営姿勢」
・帝国データバンク「特別企画:人手不足に対する企業の動向調査(2021年4月)」
・ITトレンドスタイル「ロボットが接客する「変なホテル」支配人に、スタッフの働き方も変なのか聞いてみた(前編)」


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