スマホでできる入退室管理サービス|セキュリティ・勤怠管理・感染症対策に

2021年7月28日

スマホでできる入退室管理サービス|セキュリティ・勤怠管理・感染症対策に

セキュリティ対策・感染症対策の方法として、施設やエリアへの出入りを記録する「入退室管理システム」を導入する企業が増加しています。当記事では、入退室管理システムの役割とスマートフォン・アプリで利用できる管理サービス、顔認証・QRコードでの入退室が可能なVALTECの管理システムをご紹介します。

コンテンツの目次
  1. 入退室管理システムとは
  2. 入退室管理をする理由
  3. スマートフォンで入退室管理ができるサービス
  4. 顔認証・QRコードを活用した入退室管理システム

1. 入退室管理システムとは

入退室管理システムとは、オフィスや公共施設において、いつ・誰が・どこに入退室したのかを管理するシステムです。指紋や顔認証などの生体認証技術や、ID・パスコードの入力、ICカードの登録により個人を識別します。管理システムに蓄積された情報は保管され、アクセス情報やログ管理を効率的に行うことができます。

2. 入退室管理をする理由

敷地への不法侵入を防止する

入退室を管理する主な理由は、不法侵入によるトラブルの防止です。オフィスや公共施設には、従業員や施設利用者の他にも清掃員・警備員など多くの人が出入りします。事前に入室を許可されている人を登録し入口で認証を行うことで、許可されていない人の侵入を防ぐことが可能です。
最低限の防犯対策ができるほか、アポイントメントを取っていない訪問営業など不要な立ち入りを禁止することができます。

外部への情報漏えいを防ぐ

企業内部からの情報漏えいを防ぐ効果もあります。近年、マイナンバー制度の実施により、より厳重な個人情報・企業情報の流出対策が求められています。オフィスや施設内部の特定の部屋・エリアへの入室を制限することで、二重の入室制限を実施しトラブルを防止します。
実際の導入事例として、個人情報や機密情報を保管するエリアや、工場内の毒物・劇物を扱うエリアなど厳重な入退室管理が必要な場所の制限に利用されています。

入退室ログを保管する

トラブル発生時の記録に
各エリアへの入退室ログを記録・保管することが可能です。いつ、誰がどのエリアに滞在していたかを記録することで、施設内で盗難や不審物持ち込みなどのトラブルが発生した際の人物特定に役立ちます。

勤怠管理記録として
2019年に働き方改革の一環で労働安全衛生法が改正され、従業員の労働時間を客観的に把握することが義務づけられました。入退室管理と連動した勤怠管理システムの活用により、未申請の休日出勤や残業、打刻の不正を防止することが可能です。正確な労働時間の計測が容易にできるようになり、人事が行っていた計算業務の生産性が向上したうえ、労働環境において改善すべき点を把握するきっかけとなっています。

感染症対策の一環として
新型コロナウイルス感染症の拡大対策として、従業員の出勤状況や体温を記録・保管することは重要です。オフィスの混雑状況を可視化することで出勤人数の調整を行ったり、出勤時に体温を計測・基準を超えると入室できないよう制限したりすることで、感染症の拡大を防ぐことが可能です。
また、日頃から情報を記録しておくことで、万が一社内で感染者が出た場合にも迅速な対応が可能です。近日利用した施設や接触者を素早く把握し、感染を最小限に抑えることができます。

セキュリティ対策コストを抑える

従来、オフィスや施設の出入り口では、警備員による社員証やアポイントメントの確認が行われてきました。目視による監視も効果的なセキュリティ対策ですが、人件費がかかる上に見落としなどのミスを0にすることは困難です。
入退室管理システムは、警備員に替わるセキュリティ対策として注目を集めています。一度に複数人を認証したり、体温やマスク着用の有無により入室を制限したりするなど、AI認証システムならではの精度の高さで入退室管理を行います。初期投資はかかるものの、人件費に比べると運用コストは低いことが多く、低コストで高精度なセキュリティ対策として採用されています。


3. スマートフォンで入退室管理ができるサービス

入退室管理システムには、ICカードの登録や顔認証で管理できるものなど様々な種類のシステムがあります。以下のサービスは、事前登録が簡単で訪問者も使いやすい、スマートフォンでの管理が可能なサービスです。

・ビック情報株式会社「HIDモバイルアクセス」
スマートフォンを使った入退室管理システムです。カードの登録や発行が不要であるため、従業員の増減やカードの紛失・未回収のトラブルが起こりません。長距離モードではカードリーダから2m離れた場所でも読み取り可能、ソーシャルディスタンスを保った入退室管理を実現します。

・パソナ・パナソニックビジネスサービス株式会社「スマホ入退館管理システム」
エントランスに設置したデジタルサイネージにスマートフォンをかざすと、事前に登録された情報から入館証を発行します。事前にWEB上で情報を集めることでスムーズな入館が可能であるうえ、入館者の履歴や集計、検索などログ情報の管理を容易に行うことができます。

・BPS株式会社「入退室管理システム 入退くん」
「入退くん」はオフィスや店舗向けの入退室管理システムです。現在利用しているタイムカードを簡単にICカード・QRコードでの管理に移行することができ、手軽さから幅広く活用されています。iOS/Android/Windowsでアプリを提供しており、お使いのスマートフォンやタブレットで利用可能です。

・株式会社セキュア「SECURE AI Office Base」
SECURE AI Office Baseでは、職場のフリーアドレス化やサテライトオフィスの活用など、多様な働き方ができる職場環境をスピーディに構築します。セキュリティチェックは顔認証を利用しており、非接触での運用が可能です。入退室ログはクラウド・スマートフォンで管理できるため、管理者は自宅からリモートオフィス運用を行い、健康チェック、混雑状況を確認することができます。

4. 顔認証・QRコードを活用した入退室管理システム

VALTECの入退室管理システム



特長① 顔認証システムで高速認識、瞬時に体温を表示
約1秒で認証可能な顔認証システムは、マスク着用時(非着用時)にも認識可能、同時に体温測定を行います。セキュリティゲートと組み合わせて、37.6℃以上の場合には警告を出す・入場ゲートを開かないなどの設定が可能です。

20人以上の顔認証と体温検知を同時に行うことができ、ブラックリストの登録者を見分ける機能も。商業ビルやイベント会場での感染症拡大対策に重要な、非接触での測定をサポートします。

特長② 入退室記録・体温をクラウド上で管理
入退ゲートの記録と体温をクラウド上の管理画面で確認可能です。オフィスビルでのセキュリティチェックや、トラブル発生時の不審者特定に役立ちます。

特長③ 店舗の無人運営が可能
VALTECのシステムを利用した無人店舗の運営が可能です。顔認証システムやスマートフォンで解錠可能なスマートロック、セキュリティゲートやキャッシュレス精算機など、無人店舗の運営に必要なシステムをそろえています。豊富な選択肢から店舗に必要なシステムを選ぶことができ、導入・管理の手間やコストを大幅に削減します。

<ご利用業態例>
オフィスの入退室管理、コワーキングスペースやレンタルオフィスの会員管理、イベント会場・商用施設での来場者チェック・複数名同時体温測定、宿泊施設やジム・セルフサロンでのセルフチェックインなど

顔認証の入退室管理システム利用イメージ

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