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ジム開業の最新トレンド「無人経営」を実現する方法とは?

コロナ禍も成長中のセルフトレーニングジム。低コストで無人/24時間営業をする方法

人生100年時代に向けた健康ブームにより、順調に市場を拡大してきたフィットネス業界。しかし、2020年にはコロナ禍での外出自粛・施設の利用制限などの影響で、多くのフィットネスで会員者数が減少しました。当記事では、コロナ禍で注目を集める「セルフトレーニングジム」の特徴と、コストを抑えつつ24時間営業・無人営業を実現するシステムをご紹介します。

コンテンツの目次
  1. フィットネス業界へのコロナの影響
  2. 2021年フィットネス業界のトレンド
  3. 注目を集める「セルフトレーニングジム」
  4. 24時間運営を可能にする施設予約システム

1. フィットネス業界へのコロナの影響

2012年から継続して市場を拡大してきたフィットネス市場。2019年には市場規模が5,000億円に近付き、業界史上最高値を更新しました。2010年時点では約3,600店舗であった店舗数は、2020年には7,893店舗に増加。この10年で2倍に増加しています。

10数年余りの市場拡大を後押ししてきたのは、特化型小規模フィットネスです。初心者向けの短時間プログラムやセルフトレーニングマシンに特化したジムなど、小規模のFCチェーンが成長したことが市場を拡大。2020年10月時点で、店舗数のうち約半数を小規模フィットネス施設が占めています。
業態別 全国のフィットネス施設数 コロナ禍では、高齢者の憩いの場としても人気があった「統合型フィットネス(トレーニングマシンやスタジオレッスン・プールなど、広範囲のサービスを提供するフィットネス)」で退会者が増加株式会社oricon MEが行った調査では、関東地方を中心にフィットネスを休止・退会する利用者が増加しており、退会理由として「コロナの影響」を挙げる利用者が1年以内退会者の4割以上に上っています。

また、小規模のFCチェーンの成功を見て、TSUTAYAやファミリーマート、ミクシィ、MTGなど、これまでフィットネス業界とは無縁だった企業も経営に乗り出してきました。しかし、知名度・ブランド力では勝てず安い料金設定で売り出してきたため、コロナ自粛による休止・退会者の激増により、各店舗の経営状況はかなり厳しいという見方もあります。

2. 2021年フィットネス業界のトレンド

オンラインフィットネス

厳しい状況が続くフィットネス業界では、新たな技術を取り入れた新規顧客拡大の試みが始まっています。2021年のトレンドとしては、以下のようなものが挙げられます。

1. オンライントレーニング
コロナ禍で仕事や趣味・友人との交流に至るまで様々なものがオンライン上で行われるようになりました。フィットネス業界も例外ではなく、従来スタジオで行っていたエクササイズを自宅でできるオンライントレーニングが増加しています。ライブストリーミングや録画を通じて好きな時にほぼどんな場所でも行うことができ、女性を中心に人気を集めています。

2. ウェアラブルテクノロジー
2016年から注目されているウェアラブル技術には、スマートウォッチ、フィットネストラッカー、心拍数モニター、GPS追跡デバイスなどがあります。数あるオプションの中でもワークアウトの記録、心拍数の追跡、酸素レベルの測定、睡眠のモニタリングに使用されるウェアラブル技術は、およそ1,000億米ドル規模の産業であると推定されています。

3. アウトドアアクティビティ
フレッシュな空気を満喫しながら他の人とのソーシャルディスタンスを保持できる屋外でのエクササイズが人気を集めています。ハイキング、サイクリング、ウォーキングなどのアウトドアアクティビティは、初心者や家族連れも手軽に始められる運動として引き続きトレンドとなっています。

4. 高強度インターバルトレーニング(HIIT)
2014年以来アメリカスポーツ医学会のフィットネストレンドのトップ5に入っているHIIT。HIITエクササイズプログラムには、集中的に行う高強度のエクササイズの他、それに続く短時間の休息とリカバリが含まれているため、30分以内で効率的にワークアウトを完了するのに理想的と言われています。

5. バーチャルトレーニング
オンライントレーニングとは異なり、ジムの大画面に映し出されるグループトレーニングワークアウトで構成されます。このトレーニングスタイルでは、参加するユーザーの数がリアルのワークアウトクラスよりも少なくなりますが、フィットネス歴の異なるユーザーがそれぞれ自分のペースでワークアウトに参加することができます。

6. 「Exercise is Medicine(運動は薬)」
医師や医療従事者が患者の身体活動を評価し、定期的に患者に推奨事項を提示することを奨励する世界的な取り組みです。運動は薬(Exercise Is Medicine、EIM)という言葉は、身体活動は最適な健康状態と関わりがあり、多くの病気の予防と治療に重要な役割を果たすという考えを広めることを狙いとしています。

7. セルフトレーニング
24時間営業ジムの増加やステイホームの影響から、トレーナーをつけずに自分のペースでトレーニングを行う人が増えています。自宅の一画をトレーニングスペースとして改造したり、予約不要のジムで好きな時にトレーニングをしたりと、ライフスタイルに無理なく運動の習慣を組み込めることから利用者が増加しています。

3. コロナ禍で注目を集める「セルフトレーニングジム」

セルフトレーニングジム

フィットネス業界の市場拡大を支えてきた特化型小規模ジムの中でも、エニタイムフィットネスやジョイフィット24に代表されるセルフトレーニングジムはコロナ禍でも会員数を伸ばしています。
マシンジム特化型であり、室内プールやお風呂・スタジオなど「3密」となる施設がないことや、統合型フィットネスに比べて若年層の会員が多いことなどから、20-30代の単身男性を中心にコロナ禍でも高い利用率が続いています。

日本のフィットネス市場は日常的にフィットネスを行う欧米に比べるとまだまだ規模が小さく、全体の人口が日本の約3倍である米国と比べると、フィットネス人口には約13倍もの差があります。
人生100年時代に健康を維持しようという風潮や、コロナ禍でのアクティビティ需要により、日常的にトレーニングを行う人は今後も増加、成長余地は大きいといわれています。

4. 24時間運営を可能にする無人運営システム

「24時間いつでもトレーニングができる」という柔軟性を売りにしているフィットネスでは、人件費を抑えつつ安全に24時間営業を実現するシステムが必要です。

スタッフの業務例には以下のようなものがあり、営業時間が延びることによる業務量・時間の増加が予想されます。他にもインターネット予約や24時間営業など新たなシステムを採用する場合は、従来通りの運用では管理が難しいことも。
また、無人営業を実施する際には、施設のエントランス・更衣室・個室の鍵の管理などセキュリティ対策が必要です。 ジムスタッフの業務例

24時間・非接触営業を実現するシステム

バルテックでは、セルフトレーニングジムの無人運営を実現するシステムを取り揃えています。幅広いシステムから施設に合わせて必要なものを一括で揃えることができるため、導入・維持の手間を省くことができます。

手ぶらで入退場管理ができる顔認証システム・入場ゲート


会員管理・入場管理に便利な顔認証システム。
約1秒で認証可能なAIシステムにより、スムーズな入退場を実現します。会員証や鍵の受け渡しが不要になるため、紛失や盗難などのリスクも低減することができるうえ、スタッフが常駐する必要はありません。

さらに、入場ゲートと組み合わせることにより、体温検知により規定以上の体温を検知した場合にはアラートを発信、会員以外の共連れや不審者の立ち入りを制限することも可能です。
詳細:顔認証システム・入場ゲート公式HP


スマートフォンで完結する施設予約・スマートロックシステム


入退会や施設利用の予約管理をはじめ、会員の入金・時間貸しの決済が可能な予約システムです。
スマートロックと連携し、予約の際に受け取るQRコードでエントランスや個室の解錠が可能。入会から予約・解錠までをスマートフォンで行うことができます。情報はクラウド上で管理されるため、本部スタッフが管理業務を担うことも可能です。
詳細:施設予約システム公式HP
詳細:スマートロック公式HP


フィットネスジム無人化システムについて詳しく知りたい方はこちら

5. 参考

・矢野経済研究所「フィットネス施設に関する調査を実施(2020年)」
・株式会社oricon ME「オリコン顧客満足度®調査 フィットネスクラブに関する実態調査」
・東洋経済オンライン「24時間ジム「エニタイム」コロナ禍でも強気の訳 国内運営会社トップに聞く勝ち残り戦略」
・ATカンパニー株式会社「フィットネスクラブの市場動向について」
・ながさき経済「フィットネスクラブ業界の現状と展望」
・Fitness Business「フィットネス業界のデータとトレンド」



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日付: 2021/05/14
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