【2024年版】採用管理システム(ATS) おすすめ8選 選定のポイントも解説!

採用管理システム

企業が人材を確保するためには採用活動を行う必要があります。

近年、少子高齢化によって労働人口は減少、企業の人材確保が難しくなっているのが原状です。

人材確保が難しいとなると、より優秀な人材を無駄なく採用していきたいものです。 そこで、企業は採用活動の強化・効率化を図る「採用管理」が重要になってきます。

無駄のない、効率化が実現できる「採用管理システム」を導入する企業は増え続けています。

ところが、どういったシステムを導入したらいいのか、コストはどれぐらいかかるのか、などわからない部分もありなかなか踏み込めない部分も多いでしょう。

そこで、採用管理システムを選定するポイント、実際の採用管理システムを紹介致します。


採用管理システムのメリット、デメリットは下記記事をご覧ください。


目次
  1. ・採用管理システム(ATS)とは
  2. ・採用管理システム「ATS」のメリット
  3. ・採用管理システム(ATS)選定ポイント
  4. ・採用管理システム(ATS) おすすめ8選
    1. ・MOT/HG
    2. ・採用管理クラウド「HRMOS採用」
    3. ・sonar ATS(ソナーATS)
    4. ・ジョブカン採用管理
    5. ・i-web
    6. ・HERP Hire
    7. ・ジョブスイートキャリア
    8. ・採用一括かんりくん
  5. ・まとめ
採用管理システムMOT/HG

採用管理システム(ATS)とは

ATS

採用管理システム(ATS)とは、企業での採用活動に必要になる業務を一元管理し、効率化できるシステムのことを指します。

かつての採用管理の場では、求人媒体・エージェントごとで募集広告を出稿したり、応募者の受付、状況に応じての連絡手段の変更などを行わなければなりませんでした。
また、Excelやスプレッドシートで採用担当者は情報を管理する必要があり、複雑な事務作業の数々によって、採用希望者と面談をする時間を取れない事態に陥ることも時折発生してしまいました。

採用管理システムの登場によって、こうした人事業務上の問題を「一元管理」によって一気に効率化を図ることが可能となったのです。

採用管理システム「ATS」のメリット

メリット

「採用管理システム」と一言でいえども、どのようなメリットが採用担当者側にあるのでしょうか。 採用管理システム(ATS)のメリットとしては以下のようなものがあります。

採用活動の効率化・作業時間の短縮

採用管理システムを利用することによって、その工程や手順を簡略化することが可能になります。

採用活動では、求職者と適切に接点を持つ必要があります。

採用プロセスを見てみると求人公開から始まり、内定した応募者情報の管理まで、プロセスは多くの段階を踏んでいきます。

また、応募者が増えれば、選考業務や管理負荷が増えます。

そして、求人媒体や各応募者との進捗状況によって連絡のタイミングは異なってくるため、管理には最新の注意が必要な為、その管理や見直しにも時間が掛かります。

連絡漏れなどを発生させてしまうと、またそのフォローにも時間がとられる他、貴重な人材を獲得できるチャンスを逃がす事にもなり、会社としての信用も落としかねません。

そこで、採用管理システムを導入すれば、これらの多岐にわたるプロセスをひとつのシステムで管理できるようになるのです。

そうする事で採用までのプロセスをスムーズにし、優秀な人材の取り逃がしを防ぐことが可能になります。

応募者へのスムーズなレスポンス・管理

従来は、紙媒体での求人をしていたり、もちろん応募書類も紙ベースが主で行っているところもまだ少なくありません。

そうなると、管理に非常に手間がかかり、漏れや抜けなどの人為的ミスも起こってしまうなど、非効率です。

採用管理システムを導入すると、そういった求人情報に対する問い合わせや、応募、内定までのプロセスに関して返信漏れなどの人為的ミスを防げます。

レスポンスが遅かったり、レスポンスの漏れが発生すると、応募者を不安にしてしまったり、不信感を抱かせてしまいます。貴重な時間を無駄にしてしまう事にもなります。

応募者は並行して何社も応募している事が多く、そう言った不信感やスムーズでないコミュニケーションで他の企業に行ってしまう事になりかねません。

優秀な人材こそ他でも需要があるので、内定を出した後でも入社した後でも気を抜くわけにはいきません。

スムーズなやり取りは、応募者の企業に対する信頼感、モチベーションに繋がります。

情報の一元管理

採用管理システムによって、企業内や採用担当者内で応募者の情報を管理・共有しやすくなるのも大きなメリットです。

それぞれの応募者についてどのくらい採用活動が進んでいるのか、どの段階まですすんでいるのか、といった情報管理を一括して行えるので、採用活動時の労力や負担を大幅に軽減できるのです。



採用管理システム(ATS)選定ポイント

採用管理システムの選び方は企業により様々ですが、まず重要になるのは「自社の採用方法とマッチしているか」です。

自社の採用プロセスに必要な機能がなかったり、流れが違ったりしてしまっては、採用活動に混乱を招くだけでなく、流れ全体を変えないといけない可能性もあります。

採用管理システムには新卒採用に特化したもの、中途採用に特化したもの、パート・アルバイト採用に特化しているもの、新卒・中途採用両方に対応しているものなど様々なタイプがあります。


1.求人媒体の管理機能


よく利用する求人媒体があればそれと連携できればシステムを利用するうえで非常にラクです。
採用管理システムによって連携できる求人媒体は異なるため、よく利用する求人媒体がある場合は連携の有無を確認しておくと利用時に便利です。

2.応募者の管理機能

応募者とのコミュニケーションをとるためのツールは採用する内容、新卒・中途・パート・アルバイト、などで適したものが変わってきます。
新卒採用がメインでしたら、メール・電話の応答率が低くなったり、パート・アルバイトの応募だと最近はLINEをつかったコミュニケーションが便利です。

3.選考のための機能

応募者とオンライン面接を行う場合に使うオンライン面接システムや、社内で選考する際に担当者全員で情報を共有して選考を行えるシステムなど、選考する際に便利な機能があるとスムーズに採用活動を行えます。

4.システム導入にかかるコストと設備

システムを導入するにはコストがかかります。
そして、導入する形態によっては設備も必要な場合もあります。
しっかり、かかるコストとのバランスを考慮して選択しましょう。

5.操作性

便利であっても、操作が複雑だと感じてしまう人もいるでしょう。
実際扱う人材のITリテラシーとのバランスも大切です。
慣れれば簡単に扱える場合もあるので、お試し版などがある場合は試してみてもいいかもしれません。

採用管理システムMOT/HG

採用管理システム(ATS) おすすめ8選

・MOT/HG

MOT/HG

出典:MOT/HG

「MOT/ HG」とは、人事部・総務部の業務・作業をDX化したクラウド型のシステムです。

採用から退職、社労士への手続きも自動化しています。

人事や総務の業務や作業は、人材を採用するところから始まるので、仕事の入り口(根本)をDX化することで、後に続く業務も、一連の流れとして一気通貫でDX化することができます。

そして、人事部・総務部の業務には、様々な書類手続き、設定変更が伴います。
DX化することで、作業を効率化するだけでなく、手続き漏れを防ぐことができるので無駄な作業が発生しなくなり、属人化しやすい人事・総務作業を誰でも行うことが可能です。

応募いただいた情報をもとに入社手続の作業を省力化、入社・退職・申請時の社労士への作業依頼を一元管理できます。

「MOT/ HG」は月4,980円/20ID。50IDなら1IDあたり170円で利用<利用できる業界最安の労務管理システムです。

価格が手ごろということだけでなく、コミュニケーションツールとして、クラウド電話も利用できるので、03などの外線受発信やチャットなどの利用が可能です。

人事や総務の業務だけでなく電話業務もDX化しています。


◆料金は月4,980円/20ID

・採用管理クラウド「HRMOS採用」

出典:採用管理クラウド「HRMOS採用」HP

株式会社ビズリーチが開発・提供する「HRMOS」シリーズ。

中途採用の管理に強いが、別途新卒採用向けの「HRMOS採用 新卒エディション」もあります。

特長であるデザインと直感的な操作はグッドデザイン賞の受賞歴もあり洗練されたものになっているので、万が一採用業務を他の担当者が行う場合でも特別な操作説明を必要としません。

候補者とのやりとりや面接官との面接日程調整・評価連絡はもちろん、人材紹介会社への一斉連絡までが、複数画面を開かずにハーモス採用一つで行えます。
複数の面接官・会議室の予定を確認し、その場で空いている日時を選択。候補者へのメール送信までのプロセスがカンタンです。

自社サイト経由、求人媒体経由などの応募経路ごとに、選考通過率や辞退数などを可視化。自社の採用分析に役立てられる他、ハーモス採用に辞退・内定理由を蓄積し、分析を行うことで自社の傾向が見え、改善活動へつなげられる事が可能。

同社の人材管理クラウド「HRMOS タレントマネジメント」と連携すれば、入社後の効率的な人材活用も可能です。


◆料金についてはこちらから
https://hrmos.co/ats/price/request/

・sonar ATS(ソナーATS)

出典:採用管理システムsonar ATS HP

sonar ATSは、業界・規模問わず1,200社以上の導入実績。

新卒・中途採用の一元管理ができる採用管理システムですが、採用プロセスが大きく異なるパート・アルバイトまでワンシステムで管理することが可能です。

求人メディア、採用メディアも多数。現在使用している媒体もほとんどが対応しているでしょう。

採用進捗をフローチャートで表示するなど「誰でも分かりやすい」を目指した「わかりやすさ」にこだわったデザイン。
採用担当者だけでなく、応募者、エージェントなど、関わる全ての人にとっても利便性の高いシステムです。

Eメール・LINE・Webメールから都合のよい連絡手段を応募者が選択、連絡を自動化。オンライン面談システムなどの外部ツールとも柔軟に連携、スムーズにオンライン採用に対応できるようになります。


◆料金については別途問い合わせが必要

・ジョブカン採用管理

出典:ジョブカン採用管理 HP

応募者管理・選考管理に必要な機能を一通り備えた採用管理システム。

シリーズ累計 導入実績150,000社以上、有料利用ユーザー数は250万を突破。多くの企業が利用しています。
10種類以上の求人媒体と連携しているので、求人媒体から応募された候補者情報が自動でジョブカン採用管理に登録、日々の入力の手間を削減できます。

人事だけでなく面接担当者まで、初めてシステムを利用する方でも簡単に使えるシンプルな設計で、月額8,500円~という業界最安値水準でありながら、新卒・中途だけでなくアルバイト採用にいたるまで全ての採用に対応できる汎用性の高さも魅力。
料金は、1ヶ月に新規登録した候補者数で、その月の料金を決定。毎月の応募者数に応じた料金設定のため、採用規模に合わせて無駄なく利用できます。

初期費用・サポート費用は0円、月額料金のみのコストパフォーマンスに優れていて、サポート費用は契約後、無料お試し期間中も全て無料で、制限なく行っています。


◆料金:月額8,500円(月の候補者登録数50名まで)~
無料お試し期間もあり。

・i-web

出典:採用ソリューション i-web HP

新卒採用・中途採用・内定者フォロー・グローバル採用に対応。
採用に限らず、選考・定着・活用に至るまで、人材採用のあらゆるシーンに対応する多彩なモデルを揃えています。

利用企業は1,800社以上!「新卒モデル」は様々な規模・業種の企業に利用され、長年導入シェア1位です。
シェア第1位の採用管理システムと、「RPO®(採用プロセスアウトソーシング)サービス」を中心に、採用業務の最適化から採用成果の実現までかなえます。

業界唯一!のリクナビ・キャリタス就活などの大手媒体とリアルタイム連動しているので媒体からエントリーした応募者に、タイムラグなく企業のマイページの案内メールを届けることができます。

採用業務を通じて集まった、エントリー数や歩留まり率など多くのデータを分析することで、次年度の採用戦略や広報戦略に自在に活かせるので、最適な戦略を見出すことが可能です。


◆料金:要問い合わせ

・HERP Hire

出典:HERP Hire HP

HERP Hireには求人ページの作成や公開、エージェント管理など採用活動に必要とされる基本的な機能を標準で搭載しています。

現場社員を巻き込んだ「スクラム採用」という採用手法の採用管理システムで、デジタル人材を採用する企業を中心に1,500社以上で導入実績!

採用担当者が効率的に採用業務に関われるように、外部システムとの連携に優れています。25以上の求人媒体からの応募情報を自動で取り込むことができ、更に「Slack」「Chatwork」と連携できるので、効率よく応募者情報や面接の選考過程も共有可能です。

求人媒体からの応募は自動でHERP Hire に登録されるため手入力は不要。また、新着応募は Slack 経由で通知されるなど、各媒体からの通知をまとめて管理できます。

管理側のユーザーごとに、閲覧できる情報や設定変更の権限を管理でき、IPアドレス制限やSSOなどのセキュリティ機能を備えているので、安心して利用することができます。


◆料金:要問い合わせ

・ジョブスイートキャリア

出典:ジョブスイート キャリアHP

導入実績1,000社以上・契約継続率95%以上。

ジョブスイート キャリアは、1,000社以上の導入実績から得られた中途採用特有のノウハウをパッケージ化。 サービスの使いやすさが多くの企業から支持されていて、選考プロセスの管理のしやすさ、簡単な初期設定・安定した動作パフォーマンスなどか特長です。

新規導入時のフォローが手厚く、導入後も専任担当がおり、打ち合わせの場を設けて活用をフォローしてくれるので安心して活用でき、機能・使いやすさ・安全性・サポート・実績のバランス力で契約継続率95%以上を誇っています。

プライバシーマーク、および情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の取得し運用しているので、確かなサービス運営品質。情報セキュリティについて細心の注意が払われています。


◆料金:月額50,000円~

・採用一括かんりくん

出典:採用一括かんりくんHP

導入700社以上、中小企業の採用を中心に支援する中途・新卒に対応した採用管理システム。
一元管理と自動化により、事務工数75%減をかなえました。
事務工数が減る分、候補者や面接官とのコミュニケーションの時間を増やすことができます。
学生の約97%が利用するLINEを活用することで、メールでのやり取りよりも確実に見てもらい、返信してもらいやすくなり、採用活動もスムーズに進みます。

月額2万円から企業ごとの予算感に合わせ3つのプランからご案内が可能なため、予算組みも簡単です。

さらに、登録者数やアカウント数による料金の変動がないため、蓄積するデータ量が増えたりシステムを利用する関係者が多くなったりしても安心して使い続けられます。

初期設定から本運用までカスタマーサクセスによる充実のサポート体制(動画・サポートサイト・メールや電話、チャットによる質疑応答等)が整っているので使用に関する不安もなく使用できます。


◆料金:月額20,000円~(1つのプランで新卒・中途どちらも対応可能)

まとめ

採用管理システムは、すべての業務フローを一元管理することができ、煩雑な採用業務を効率的かつ確実に遂行することができる、非常に便利で画期的なシステムです。

採用管理システムにはそれぞれの強みがあります。
自社の採用方法とマッチしているかをきちんと話し合って確認し、自社の採用の規模、今の採用活動に問題や負担になってる部分をどれだけ改善できるかに注目して選びましょう。

機能も大切ですが、コスト面に関しても無視はできませんし、そして誰もが操作できるという操作性も重要です。
予定よりコストがかかってしまったり、操作が難しく特定の担当者しか操作できない、となると採用システムの導入を成功に導くのも難しくなってしまいます。

システムによってはデモ操作ができたり、無料期間設けていたりするので、それを利用して自分たちに合った採用管理システムを選びましょう。

採用業務に人員を割くのが難しい、負担を感じている企業には特におすすめします。


日付: 2023/02/17
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