飲食店集客を成功させる!SNSの効果的な活用法と4つのコツ

2023年3月24日

飲食店集客を成功させる!SNSの効果的な活用法とコツ

これまで、飲食店を探す時は「食べログ」「ぐるなび」「ホットペッパーグルメ」などのグルメサイトと呼ばれるところで検索するのが主流でしたが、SNSを利用して飲食店やお客さんが手軽に情報発信できるようになっており、SNS集客がより人気を高め、主流となってきているのです。

SNSにはInstagram、LINE、Twitter、Facebookのように数種類ありますが、それぞれに特性があります。自分の店の強み、アピールポイントと、ターゲット層にあったSNSを利用して、ぜひ集客に繋げていきましょう。

目次
  1. 1. 飲食店でSNS集客が重要な理由
  2. 2. SNSそれぞれの活用方法
    1. ・Instagram
    2. ・LINE
    3. ・Twitter
    4. ・Facebook
  3. 3. SNS集客を成功させる4つのコツ
  4. 4. SNS集客で気をつけるべき注意点
  5. 5. 飲食店の集客を成功させる方法

1. 飲食店でSNS集客が重要な理由

最近ではSNSでの集客は飲食店に限らず不可欠なものとなっています。
街中で見かける行列のお店は、SNSの宣伝効果であるのもの少なくありません。
何故、こんなに重要視されているのでしょうか。

それには3つの理由があります。

  1. ・誰でも今すぐに簡単に登録できる
  2. ・SNSをきっかけにした来店が急増している
  3. ・来店したユーザーと繋がり、拡散してもらえる

それぞれを詳しく解説していきましょう。

誰でも今すぐに簡単に登録できる

誰でも簡単に登録、運用することができます。

むずかしい作業がなく、簡単な使い方さえ覚えてしまえば、気軽に利用することができるのです。

なおかつ無料で登録できるため、『広告宣伝活動に費用がかからない』という点がSNS集客の大きなメリットでしょう。
広告宣伝費というのは非常に大きくかかりますが、かといって宣伝をしなければ売り上げには繋がりません。そこが無料になるのですから、使わない理由はありません。

いつでも発信できるので、急なキャンセルの際や営業時間の変更など、情報をすぐに発信し、呼びかけることでき、最新情報を提供できます。

SNSをきっかけにした来店が急増している

飲食店においてSNS集客が重要と言われる理由に、「SNSを通じた来店が急増している」ということも考えられます。

最近では予約の受付などをSNSでのDM(ダイレクトメッセージ)を利用して受け付けている、ビジネスモードを利用して、SNSからそのまま商品の受発注ができるシステムを利用する事も増えているのです。
そういったSNSを利用しての予約や注文を利用するお客様が増えている原状で、SNSを通じた来店があるのであれば、それを使わない手はありません。
お客様が来店のきっかけになる窓口は多ければ多いほど良いはずです。

来店したユーザーと繋がり、拡散してもらえる

SNSでは利用者同士で「フォロー」をし合って繋がります。
来店したお客様と繋がることもできるので、お店と顧客とのネットワークが広がり、新規顧客の獲得にもつなげることができます。飲食店ではSNS集客が重要と言われているのには、このような背景が集客に影響しているからです。

実際に飲食をして情報を流してもらえると、それは口コミとして店舗情報も含めてそのネットワークで拡散されます。
多くの人に情報を拡散してもらう事で、より多くの人に店舗の存在を認知してもらえるのです。

そして、顧客とお店が直接やり取りできるのも大きなメリットです。顧客の意見を目にする言ができるからです。
自分とは違う目線、感覚でのメニューの感想を聞くことができるのは今後の集客やメニューの変更、開発の際に非常に役立ちます。

顧客側からしても実際に飲食した人の感想、口コミはとても信憑性があるので参考にしやすい一面もあり、SNSでの集客の急増へと繋がっています。

2. SNSそれぞれの活用方法

Instagram

数あるSNS中でも飲食店では『料理』の魅力を視覚的に訴えることができるInstagramの利用が最も相性がいいです。

【飲食店探しはWeb検索よりもInstagram】

飲食店がInstagramを活用するべき理由は、Instagramで飲食店を探すユーザーが急増しているからです。

日々見ているInstagramで見かけた素敵な飲食店に行くためにネット検索したり、おしゃれなカフェを見つけるためにInstagramで検索したり、飲食店探しに利用している若者が多く存在することは確かです。

若者の拡散するネットワークにはパワーと勢いがあります。そんな若者たちの目に触れることが集客へ大きく影響することは間違いありません。
若者に限らず、自分のお店のコンセプトを意識した層をターゲットに拡散すれば、コンセプトを生かした集客も可能なのです。

【店舗やメニューの魅力が視覚的に伝わる】

飲食店がInstagramを活用するのに相性がいいのは、Instagramが写真や映像に特化したSNSだからです。

飲食店の集客には、メニューや店舗の雰囲気を伝えなければ始まりません。文字ではなかなか伝えるのは難しく、写真や映像で視覚的にアピールすることは不可欠です。
そのため、「写真」に特化しているInstagramは、飲食店の集客との相性が抜群なのです。

Instagramを使えば、メニューの魅力が文章だけでは伝わらない!という事があっても、問題ありません。“インスタ映え”する写真で店舗の魅力を十分に伝えることができます。

【リピート客の獲得への施策ができる】

Instagramは新規顧客の獲得の他に、リピート客の獲得にも効果的です。

Instagramには「フォロー機能」がそなわっており、お客様に自社のアカウントをフォローしてもらうことで、ダイレクトメールやメルマガのような集客の使い方も可能になります。

フォロワーに向けて、最新情報やお得情報、クーポンなどを配信すれば、来店のきっかけを作り出すことができます。

LINE

LINEはTwitterのような拡散性はないものの、情報が伝えやすい、届けた情報を見てもらいやすい点で、他のSNSと並行して利用しやすいツールです。

お店のLINEに登録したお客様に、店側の情報を配信できます。
お客様側の登録方法は簡単で、店側がQRコードを用意しておくだけなので、お客様も気軽に登録することができます。
LINE公式アカウントを使えば、ユーザーに向けたメッセージ配信ができる他、集客や販促に役立つさまざまな便利機能を利用することができます。

LINEは、既存のお客様の来店頻度をアップするツールとしてとても便利です。

【国内最大級の利用ユーザー数を誇る】

LINE公式アカウントを活用するメリットは、他とは群を抜く利用ユーザー数の多さです。
LINEのユーザー数は9200万人(2022年6月時点)といわれており、日本の人口の70%が利用しているのです。アプローチできるユーザーは多ければ多いほどいいので、LINEを活用できたら大きなメリットになるでしょう。

【メールと比べて開封率が高い】

LINE for Businessによると、約8割のユーザーがLINE公式アカウントから届いたメッセージをその日のうちに開封するそうです。

一般的に、メルマガの開封率は15〜25%程度といわれているため、LINE公式アカウントはメールと比べて開封率が圧倒的に高いといえます。開封してもらえて初めて伝わるので、配信したメッセージをすぐに開封してもらえるLINEはとても効率がいいです。

従来のメルマガの代わりとしてLINE公式アカウントを活用すると、配信内容に対してのアクションが期待できるでしょう。

【集客・販促に便利な機能が充実】

LINEにはショップカードという「ポイントカード」機能もあります。

紙ベースでポイントカード制度を実施すると、コストがかかりますが、LINE上かつ無料でできます。
そして、スマホはほとんどのケースで所持しているので、ポイントカードを忘れたという状況も避けられるのでお店側にも顧客側にもメリットになります。

LINE公式アカウントには「ショップカード」「クーポン」「リッチメニュー」といった便利機能が備わっています。

  • ショップカード ― LINE上で利用できるポイントカードを発行・管理できる
  • クーポン    ― LINE上で利用できるクーポンを発行・管理できる
  • リッチメニュー ― トーク画面下部にメニューを設置し、宣伝や誘導ができる

上手に活用することで高い集客・販促効果が期待できます。

【来店予約やデリバリーの注文ができる】

LINE公式アカウント自体には店舗予約やデリバリーのような機能はありませんがリッチメニューやメッセージ機能を有効に利用すると可能になります。

リッチメニューとはLINEのトーク画面の下部に固定表示されるメニュー機能のことで、外部サービスへのリンクが設置できます。
そこで外部サービスへの誘導ができるので来店予約やデリバリーの注文を受けることができるようになります。

Twitter

Twitterのメリットは他のSNSより優れた拡散力です。

Twitterには「リツイート」機能があるため、瞬時に拡散しやすいです。
ツイートを見たあとのいいね!や返信(リプライ)を貰えたりすることで、気軽なコミュニケーションをとることができます。

その拡散力を生かせば、集客に繋げる有効な使い方ができます。

【お客さまのニーズをチェックする】

Twitterの性質上、感じた事をすぐにツイートするユーザーが多いです。

そこで、自店をTwitter上で検索すれば利用後のお客様の率直な意見を知ることができます。
なかなか聞けない本音を知ることで今後の集客やメニューの改変や開発に生かすことができます。

【クーポンを発行やキャンペーン実施して来店を促進する】

自店のTwitterを見たユーザーに対してクーポンを発行するなど、割引やプレゼントをするキャンペーンを実施すれば、自店の来店に繋がります。

来店しようかな、と、興味を持ってもらえるといろいろ知ってもらえるチャンスなので、プロフィール欄、店舗情報、自店ホームページへのリンクの設置などを充実させておきましょう。

キャンペーンの実施で来店を促すだけでなく、知名度も上げることができます。

フォローやリツイートをしてくれたユーザー対象、いいね!の数に応じた割引などを行うとリツイートやいいね!の増加で知名度アップが見込まれます。

Facebook

Facebookはその仕組みを理解しないと集客に向けての運用が難しい一面もあります。

ビジネスや友達の繋がりがとても強いですが、利用している年齢層40代が多いので、自店のコンセプトやターゲット層に合わせた利用をすると有効です。
新規顧客を呼ぶというよりは既存顧客とのコミュニケーションが主になります。

しかし、Facebookでのメニューやキャンペーンの最新情報の配信により、来店の頻度や回数が増えお客様との関係が密になり、新規顧客を呼んできてくれることも多くなるでしょう。

【フェイスブックの投稿は誰が見てもわかる内容に】

既存顧客向けのSNSとはいえ、全く新規が来ないわけではありません。
既存顧客向けに作ってしまうと、新規顧客には入りづらい感覚を抱かせてしまいます。来店への興味の機会損失になってしまうので、既存顧客、新規顧客、誰もがわかるような投稿をしましょう。

写真も重要です。きちんと整理されていると、見ていて興味がわき、店舗のイメージが伝わります。

【コメントには返信するようにする】

コメントには基本的に必ず返信するようにします。
それを見ている他のユーザーにとっても好印象に映りますし、そのコメントのやりとりを他のユーザーが閲覧している中でも自店の魅力的な部分を伝えることができます。

それが既存顧客であっても新規顧客であっても、いい印象が持てれば来店してもらえる可能性が増えます。

【定期的に最新の情報は発信する】

性質上、毎日登録する必要はありませんが、ある程度は定期的に更新しましょう。
更新がしばらくないと、今現在店舗営業をしているのか疑問が生まれてしまい、せっかくの来店機会を損失してしまうかもしれません。

3. SNS集客を成功させる4つのコツ

①更新は定期的に

更新は定期的にしましょう。しばらく更新がないと「お店、営業していないのかな?」と疑問に思い、来店しようとしていた機会を逃してしまう可能性があります。

またSNSは毎時、毎分、莫大な数の情報が発信されています。一回の投稿が埋もれてしまうのも早いです。既存の顧客は見てもらえるかもしれませんが、新規顧客に見てもらいたい場合は定期的に情報を発信していきましょう。

②唯一無二の「来店してもらう理由」

今日の売り上げをあげる事も、もちろん大切です。

クーポンなどの発行でたくさんの人に来店してもらった、というのは売り上げアップに繋がる大切な事ですが、そこからリピーター、ファンになって貰えれば持続的な売り上げに変わっていきます。

ここでしか食べられないメニュー、また食べたくなるメニューがあってまた来店してもらえる、また、「店長に会いに来た」「店長と話に来た」など人間性で心を掴む事は持続的な売上になります。

特にTwitterは写真が中心ではなく、限られた140文字で全てを伝えるので人間性が伝わりやすいです。
店舗情報ばかりでなく、自分の人間性も乗せてツイートするのも大切です。

③お客様のコメント・つぶやきには返信をする

お客様が自店についてコメントやつぶやいてくれた時には必ず返信しましょう。
「ご来店ありがとうございます」などでも、返信がくると嬉しいものです。店が自分の投稿を見てくれた!と、また来店してくれるかもしれません。

丁寧に対応してもらえると自分も嬉しいように、お客様も嬉しくなり拡散されやすくなるのです。人間性も伝わります。

④SNSの存在を店舗内で告知する

せっかく来店してもらったお客様。一度は少なからず興味を持ってもらったので、そのまま帰ってもらうのはもったいないので、店内で告知をしてSNSの存在を知ってもらいましょう。

アカウントやQRコードが表示されたPOPなどをレジ前やテーブル上などに置いておくと目に入りやすいです。
また、ポイントカードやキャンペーンに絡めて友達登録やフォローをして貰うとリピートして貰いやすくなります。
積極的に告知しましょう。

4. SNS集客で気をつけるべき注意点

SNSの活用は集客にはおすすめですが、もちろん注意しなければならないこともあります。

注意するべきこととは、SNS特有の炎上です。SNSは拡散力が高く誰でも見ることができるのが集客する上での利点ですが、悪い噂も、瞬く間に広がってしまいます。
一度炎上、拡散されたものはたとえその後投稿を削除したとしても知らないところで広がり続けます。
お店の評価は下がっていく一方で、集客とは全く逆の結果となってしまうのです。

炎上しないためには、

  1. ・SNS上のやり取りは誰もが見ていると意識する
  2. ・不確かな情報は発信、言及しない
  3. ・冷静になり、軽はずみな発言は控える

あくまでも、お店のアカウントであって、自分個人のアカウントではない事を意識した投稿を心がけるようにすることが大切です。


そしてSNS集客が成功したら、お店のQSC(品質・サービス・清潔さ)は下がらないように気を付けましょう。

  1. Q(品質)お料理が美味しい
  2. S(サービス)接客が丁寧、親切である
  3. C(清潔)店内が清潔である

どれかが足りないと再来店は見込めません。
せっかく来店してもらえたお客さまなのでがっかりさせたくないですし、悪い評価、口コミも拡散されてしまいます。

集客する事も大切ですが、お店をベストな状態で迎え入れる事を大切にしましょう。

まとめ

SNSは飲食店に集客するのに強い味方となり、盛り上げてくれるツールです。

美味しそうな写真、豊富なメニュー、こだわりや価格など、自店の強みをアピールし来店を増やしましょう。そこには、店員の人間性も加える事もポイント。

ファンがつくと、自ずと口コミやお客様の投稿はどんどん拡散され、訪れるお客様も増えていきます。

SNSには、新規客の集客向けと、固定客の来店頻度アップ向けがあります。
それぞれの特性をうまく利用するのがコツです。

この機会にSNSをうまく活用して集客し、飲食店経営を成功させましょう!

5. 飲食店の集客を成功させる方法

コロナ禍で、営業時間の制限など大きな影響を受けた飲食業界。
少しずつ日常が戻りつつあり、この2年踏み出せずにいた飲食店の開業を決心された方もいらっしゃるのではないでしょうか。

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