完全個室・無人サウナとは?低コストで24時間営業を実現するシステム

2021年9月16日

完全個室・無人サウナとは?低コストで24時間営業を実現するシステム

近年の「サ活」ブームにより、若者・女性へ利用者層が拡大、コロナ禍でも新たな施設が生まれるなど話題を呼ぶサウナ施設。メディアで多く取り上げられる一方で、緊急事態宣言の影響により利用者数・市場規模が伸び悩む一面もあります。当記事では、サウナ市場の動向やトレンド、愛好者の利用が増加する「24時間営業・完全個室サウナ」を低コストで実現するシステムをご紹介します。

コンテンツの目次
  1. サウナ市場の動向
  2. トレンドと注目のトピック
  3. 24時間営業・完全個室サウナを実現するシステム

1. サウナ市場の動向

サウナ愛好者の人数推移

一般社団法人 日本サウナ・温冷浴総合研究所の調査によると、2021年のサウナ利用者は約2584万人。2020年に微増したものの、2021年は調査開始以来最も少ない数となりました。コロナ禍で外出自粛の動きが広がったことが影響したと考えられますが、月4回以上サウナを利用する「ヘビーサウナー」は2021年時点で339万人と前年を上回っており、根強い愛好者が増加していることが分かります。
一般社団法人 日本サウナ・温冷浴総合研究所の調査結果より作成。「年に1回以上サウナに入る人」「月に1回以上サウナに入る人」「月に4回以上サウナに入る人」をそれぞれ「ライトサウナー」「ミドルサウナー」「ヘビーサウナー」と区分

「サ活」ブームとコロナによる逆風

近年の「サ活(サウナを楽しむ活動のこと)」ブームにより顧客層が拡大、従来の中高年男性から、若者や女性もサウナを楽しむようになりました。しかし、温浴施設業界全体としては、設備や建物の老朽化、売上減少・後継者不足、燃料費高騰による経費の増加などを理由に、廃業に追い込まれる施設が増加しています。コロナ禍・緊急事態宣言による外出自粛の影響も大きく、老舗店舗の閉店も続出。ブームの恩恵を受けているのは、繁華街にある一部店舗だけとの見方もあり、郊外や地方の名店が閉店に追い込まれていることも事実です。実際に、感染症による影響を調査したところ、60.6%が「サウナに行く回数が減った」と回答しています。

2. トレンドと注目のトピック

先が見えない状況が続く施設では、他施設との差別化を図るための施策が積極的に取り入れられています。特に、コロナ禍でも月4回以上サウナを利用する「ヘビーサウナー」は増加していることから、サウナを生活の一部として取り入れたい利用者に向けたサービスが増加しています。

顧客層の拡大による施設の変化

従来サウナ利用者の多くが中高年の男性でしたが、ブームにより若者や女性利用者が増加。温浴施設とカフェを一体化させた「おふろカフェ」や、コロナ禍で需要が拡大するアウトドア・グランピング施設への設置が進むなど、施設の形態が多様化しています。

「サウナのサブスク」サービスの開始

サウナ愛好家のなかには、自宅にサウナ設備を整え楽しむ人や、家庭用サウナマシンを購入する人もいます。しかし、維持の費用や手間がかかることや店舗のサウナに根強い人気がついている場合も多く、高品質なサウナをできるだけ安く楽しみたいヘビーサウナーに向けて、定額通い放題のサービスを開始する施設も増加しています。会員登録をすればいつでもサウナを楽しめることから、利用者が増加中です。

24時間営業・完全個室サウナ

コロナ禍で密を避けるため、また人気施設でも一人でじっくりサウナを楽しみたい人向けに、「完全個室」を提供する施設も。体調や好みに合わせて室内の温度を変えたり、スマホ持ち込みが可能な施設では音楽を楽しんだりと、自分だけの空間で安らぐことができます。
また、24時間いつでも利用できる施設も増加。タオルや整髪剤などのアメニティを完備しているため、出勤前後や深夜などライフスタイルに合わせて利用できることが魅力です。

3. 24時間営業・完全個室サウナを実現するシステム

サウナ運営の業務例

24時間営業の個室サウナ運営では、以下のような業務が必要です。営業時間が延びることによる業務量・時間の増加だけでなく、事前予約や定額制など新たなシステムを採用する場合は、従来通りの運用では管理が難しいことも。また、24時間スタッフを常駐させる余裕がない場合には、施設のエントランス・更衣室・個室の鍵の管理などセキュリティ面での課題が生じることもあります。

手ぶらで気軽に立ち寄れるサウナを実現するシステム

バルテックでは、サウナ施設の無人運営を実現するシステムを取り揃えています。幅広いシステムから施設に合わせて必要なものを一括で揃えることができるため、導入・維持の手間を省くことができます。

手ぶらで入退場管理ができる顔認証システム
会員管理・入場管理に便利な顔認証システム。約1秒で認証可能なAIシステムにより、スムーズな入退場を実現します。会員証や鍵の受け渡しが不要になるため、紛失や盗難などのリスクも低減することができるうえ、手ぶらで入場管理ができることから気軽に立ち寄れる環境を整えることができます。

顔認証システムの詳細はこちら

WEBから予約・管理可能な施設予約システム
入退会や施設利用の予約管理をはじめ、会員の入金・時間貸しの決済が可能な予約システムです。スマートロックと連携し、入会から予約・解錠までをスマートフォンで行うことができます。情報はクラウド上で管理されるため、本部スタッフが管理業務を担うことも可能です。
→施設予約システムの詳細はこちら

スマートフォンで入場可能なスマートロック
予約の際に受け取るQRコードで鍵の解錠ができるスマートロック。施設のエントランス解錠や、個室の解錠に最適です。鍵の受け渡しが不要になるため、受付スタッフが常駐する必要はありません。
入場ゲートとの併用で、予約者以外の共連れや規定以上の体温を検知した場合には入場させないなど、より厳重な入場者管理を実現します。

→スマートロックの詳細はこちら

キャッシュレス決済対応の精算機
お試し利用者への時間貸しチケットの販売や、タオルなどアメニティ販売に適した精算機です。タッチパネル式のため、表示するメニューを季節や時間帯によって変更することができます。また、キャッシュレス決済が可能であるため、スマートフォン1台で気軽に利用してもらうことができます。

→キャッシュレス精算機の詳細はこちら

4. 参考サイト

・一般社団法人 日本サウナ・温冷浴総合研究所【日本のサウナ実態調査2021】
・M&Aキャピタルパートナーズ株式会社「温浴施設業界のM&A動向」
・マネー現代「2020年、コロナで到来した「サウナブーム」を読み解く、5つのトレンド」
・ITメディアビジネスオンライン「好きな時間にサウナを独り占め 24時間営業の「個室サウナ」ができた理由」

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