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多様化するヘアサロン、シェアサロンや無人店舗の可能性を広げるシステム

顧客ニーズの多様化に伴い、ライフスタイルを重視する「フリーランス美容師」や「完全無人のヘアサロン」など、新たなヘアサロンの形態が生まれている理美容業界。当記事では、競争率の高い業界を生き抜くため多様化するヘアサロンに注目し、サロン運営の幅を広げるシステムをご紹介します。

コンテンツの目次
  1. 理美容業界の動向
  2. ヘアサロンの多様化
  3. サロン運営の幅を広げる予約・解錠システム

1. 理美容業界の動向

理美容市場へのコロナの影響・今後の予測

リーマンショックなど不況の影響を受け、やや縮小傾向にあった理美容市場は、美容業界の拡大により近年では横ばいの状態が続いています。2020年度の理美容市場規模は、新型コロナウイルス感染症による顕著な影響を受け、事業者売上高ベースで1兆9,700億円と、前年度の92.7%に減少しました。消費者の巣ごもりや節約意識の高まりにより、セルフカラーや来店間隔が長期化したことから、依然として厳しい状況が続いています。

今後の国内理美容市場は、少子高齢化の進行と出生率低下による人口減少により市場規模縮小が続くと予測されています。各社が自社のシェアを拡大するための施策に注力しています。
理美容業界の市場

注目されているトピック

トピック① 男性客の美容室利用が増加
かつては理容室の利用が多かった男性ですが、若い世代を中心に美容室の利用が増加しています。こうした男性の美容意識の高まりや、後継者不足などの影響を受け、理容業界の規模は年々縮小・店舗数も減少傾向にあります。

トピック② 店舗数の増加により競争が激化
市場の規模は横ばいである一方で、店舗数はここ20年で大幅に増加しています。2018年度には3562店舗が出店し、美容室は激しい生存競争が繰り広げられています。

トピック③ 顧客ニーズの多様化
店舗数の増加に加え人口減少の影響を受け、今後、市場の奪い合いがますます厳しくなることが想定されます。顧客のニーズも近年変化しており、カットやパーマなどかつての主力サービスよりも、カラーやセットへの支出額が増加しています。このように顧客のニーズが多様化していく中で選ばれ続けるには、競合店との差別化を図ることが必要不可欠でしょう。実際に、ヘアカラー専門店や月額制のヘッドスパ・ヘアセット通い放題サロンなど、特定の分野に特化したサロンが増加しています。

2. ヘアサロンの多様化

フリーランス美容師の増加

近年、特定の美容室に雇用されずに働く「フリーランス美容師」が増加しています。2017年秋の時点で8万人以上がフリーランス美容師として働いているとされ、ワークライフバランスを重視する時代の流れもあり今後も増加すると見られています。美容師がフリーランスとして働くメリットとしては、施術メニューや料金を自由に決められること、顧客と深い信頼関係を築けることが挙げられます。

増加の理由としては、以下の2点が背景にあると考えられています。

理由① 美容師の離職率の高さ
入社後1年目での離職率が50%前後と高い美容師。美容師数は毎年増加しているものの、離職者も多いため人手不足が続いています。美容室の75%が、従業員を募集しても応募がない・少ないと回答している調査もあり、美容業界の体制や働き方について再考する動きが広まっています。
離職理由として、拘束時間の長さや休日が少ないこと、体力的・精神的なストレスが大きいことなどが挙げられています。また、入社後の1年を乗り越えたとしても、アシスタント期間を終えスタイリストとしてデビューまでには3年程度かかり、10名入社してもスタイリストになれるのは3名前後というのが現状です。

理由② 集客方法の多様化・インターネットの活用
パソコンやスマートフォンの普及に伴い、美容室の集客方法も予約サイト・店舗情報検索サイトを活用した方法に変化しました。SNSを活用した集客が盛んになり、美容師の独立を後押ししています。

規模を拡大する「シェアサロン」

フリーランス美容師の増加を受け、店舗を持たないフリーランス美容師向けにセット面や美容室の設備を貸し出す「シェアサロン」が増加しています。出店よりも低リスクで、駅近・繁華街など好立地で施術が行えることが魅力です。また、全国に展開しているシェアサロンもあり、顧客が通いやすいサロンを提案できる柔軟性も備えています。
シェアサロンの他にも、業務委託契約を結びライフスタイルに合わせた働き方を選ぶ美容師もいます。

多様化する美容室の形態
1. GO TODAY SHAiRE SALON:全国21店舗、300名を超える美容師が所属するシェアサロン。フリーランス美容師へのサポートも行っている。

2. THE SALONS:完全個室美容モールと呼ばれ、美容室の設備を有する個室を月額費用のみで提供、ローリスクな独立を手助けしている。個室内のプロデュースは個人に委ねられ、好みの内装や名前をつけた小店舗を運営可能。

3. standy:国内初の立ち寄り型無人ヘアサロン。外出先でヘアセットを直したい、憧れの美容機器・ヘアケア用品を試したいというニーズにこたえるサロンとして注目を集めている

3. サロン運営の幅を広げる予約・解錠システム

「予約が入ったら出勤する」スタイルを取っているシェアサロンや、近年注目を集める「完全無人ヘアサロン」では、受付スタッフが常駐しなくても運営できるシステムが必要です。

スマホ1台で完結する予約・解錠システム

弊社が提供する施設予約システムでは、スマートフォン1台で施設の予約~解錠までを行うことが可能です。手動で受付や入退室の管理をする必要がなくなり、無人施設でも安全に運営することができます。



特長① 会員はスマートフォンアプリでエントランス解錠が可能
ウェブサイトからサロン内の個室・ブースの予約を登録、入室時にはQRコードで解錠を行います。

特長② カードや鍵は不要、紛失のリスクや発行費用を削減
予約~解錠までスマートフォンで完結、会員ごとの利用制限も行えるため、会員カードや鍵は一切必要ありません。紛失のリスクを減らすだけでなく、所属美容師が持つ鍵を管理する手間を省いたり、お試しでサロンを利用したいユーザーが気軽に利用できたりといった効果があります。
→完全無人ヘアサロン用無人運営システムについて詳しく知りたい方はこちら

4. 参考

・株式会社矢野経済研究所「理美容市場に関する調査を実施(2021年)」
・株式会社春うららかな書房 美容室・サロンの集客支援メディア ハルトピ「美容業界の動向とは? 今後の課題や問題点もあわせて紹介」
・日本政策金融公庫「生活衛生関係営業に関する調査結果」
・株式会社リジョブ moreリジョブBeauty「【理美容業界の動向】2020年注目のシェアサロンという選択肢。差別化とセット面稼働率UPが安定した経営につながる」


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日付: 2021/05/20