サイトコントローラーとは?おすすめ9選 メリットや選び方を解説

2024年4月22日

サイトコントローラーとは?おすすめ9選 メリットや選び方を解説

サイトコントローラーは、複数の予約サイトやオンラインプラットフォームの宿泊情報を一元管理し、リアルタイムで同期させるサービスです。宿泊施設は在庫管理、予約受付、料金設定などを効率的に行うことができます。
当記事では、サイトコントローラーの概要とメリット・デメリット、おすすめサービス8選の比較をご紹介します。ぜひご覧ください。

スマートロック サイトコントローラー連携

目次

サイトコントローラーとは

サイトコントローラーの基礎知識

サイトコントローラーは、宿泊施設(ホテル、旅館、民泊など)が複数の予約サイトやオンラインプラットフォームに宿泊情報を一元管理し、リアルタイムで同期させるためのツールまたはサービスです。これにより、宿泊施設は在庫管理、予約受付、料金設定などを効率的に行うことができます。

機能

サイトコントローラーの主な機能は以下の通りです。

在庫管理
宿泊施設の利用可能な部屋数や宿泊ユニットをリアルタイムに管理し、二重予約やオーバーブッキングを防ぎます。

予約管理機能
予約管理機能は、OTAからの予約や自社サイトからの予約を一元管理するための機能です。予約の受付、確認、キャンセル、変更などを簡単に行うことができます。また、予約状況をリアルタイムで確認することもできます。

料金設定機能
料金設定機能は、客室やプランの料金を設定するための機能です。曜日や時期、宿泊人数などに合わせて、柔軟に料金を設定することができます。

顧客管理機能
顧客管理機能は、宿泊客の情報を管理するための機能です。顧客の氏名、住所、連絡先などの基本情報に加え、予約履歴やポイント情報などを管理することができます。

レポート機能
レポート機能は、予約状況や売上などのデータをレポートする機能です。予約状況や売上を分析することで、経営戦略の立案や改善に役立てることができます。

マーケティング
マーケティング機能は、宿泊客の獲得やリピート率の向上を目的とした機能を指します。クーポンの発行やキャンペーンの実施、SNSの活用など、さまざまなマーケティング施策をサポートします。

サイトコントローラーの種類

サイトコントローラーには、大きく分けて「OTA連携型」と「PMS連携型」の2つの種類があります。

OTA連携型は、OTAと直接連携して予約管理を行うシステムです。OTAとは、オンライン旅行代理店(Online Travel Agency)の略で、楽天トラベルやじゃらんなどのサイトを指します。OTA連携型のサイトコントローラーを導入することで、OTAの予約を一元管理することができます。

OTA連携型のメリットは、以下の3つが挙げられます。
・導入や運用が比較的簡単で、初期費用が安い
・複数のOTAの予約を一元管理できる
・予約状況をリアルタイムで確認できる

OTA連携型のデメリットは、以下の2つが挙げられます。
・PMSと連携できないため、PMSのデータと連動して予約管理を行うことができない
・OTAの予約のみしか管理できない

PMS連携型は、ホテル管理システム(PMS)と連携して予約管理を行うシステムです。PMSとは、ホテルの予約や宿泊、会計などの業務を管理するシステムです。PMS連携型のサイトコントローラーを導入することで、PMSのデータと連動して予約管理を行うことができます。

PMS連携型のメリットは、以下の3つが挙げられます。
・PMSのデータと連動して予約管理を行うことができる
・複数のOTAの予約とPMSの予約を統合して管理できる
・予約状況をより正確に把握できる

PMS連携型のデメリットは、以下の2つが挙げられます。
・導入や運用が複雑で、初期費用が高くなることがある
・PMSと連携できるサイトコントローラーが限られている

PMSとの違い

PMS(Property Management System)は、宿泊施設の日常的な運営管理を支援するシステムであり、予約管理、顧客情報、チェックイン/チェックアウトなどの機能を提供します。一方、サイトコントローラーはPMSと連携して複数の予約サイトと同期し、在庫管理と料金設定を一元管理する役割を担います。 PMSは宿泊施設の内部管理に焦点を当て、サイトコントローラーは外部の予約プラットフォームとの連携に特化しています。

サイトコントローラー比較表

代表的なサイトコントローラーの比較一覧です。料金、機能などの詳細は各社HPもご覧ください。

サービス名初期費用月額(ミニマム)主な機能特徴
beds24\0\3,960予約エンジン、客室在庫、複数施設管理PMS、APIairbnb、Booking.com、Expediaなど海外予約エンジンだけなら3,960円と格安。API連携が標準で可能なため、スマートロックとの連携も安価で可能。スマートロック連携システムはこちら
手間いらず\38,000\9,600客室在庫、予約管理、複数施設管理手間いらず自動、手間いらず.NET2、手間いらずminiの3プランがあり、業態や必要な機能に応じて選択が可能。
TLリンカーン\100,000\30,000共通残室管理、PMS連携、統計データ旅行会社と、じゃらんや楽天トラベルなどのネット販売を一つの画面で統合的に管理。
ねっぱん!\55,000\5,500客室在庫、予約管理、統計データノーショー対策、プラン自動延長などオプション機能が充実。
Check Inn\0\18,000客室在庫、予約管理、PMS、Google連携自社サイト・各OTAの在庫・料金・予約情報を一元管理。
らく通with\100,000\9,800共通残室管理、PMS連携、予約管理、統計データ旅行会社やネットエージェントからの送客通知を一元管理。
AirHost\10,000\2,000PMS、ダイナミックプライシング、清掃管理オールインワン型民泊管理システム。セルフチェックインなど自動化、省人化できる機能も追加可能。
ルーム・マネージャー・セカンド\55,000\5,500客室在庫、予約管理、操作履歴、メール履歴国内の大手OTAとサイトコントローラー連携。
minkan\0\9,900施設管理、掃除管理、プラン管理、チェックイン施設の運営管理機能からチェックイン、ユーザー向け予約ページ、サイトコントローラーまで一元管理。

サイトコントローラーのメリット

販路拡大

サイトコントローラーを使用することで、多くの宿泊予約サイトやオンラインプラットフォームに宿泊施設を一括登録でき、販路を効果的に拡大できます。

宿泊施設の可視性向上

サイトコントローラーを利用すると、宿泊施設が多くの予約サイトで表示され、多くの顧客に見られる機会が増えます。

効率的な料金設定

サイトコントローラーは、宿泊料金を効果的に設定し、需要に合わせて調整する機能を提供します。これにより、収益を最大化できます。

一元管理

サイトコントローラーは、在庫管理、予約管理、料金設定などを一元管理できるため、業務効率が向上します。

リアルタイムのデータ同期

サイトコントローラーはリアルタイムでデータを同期するため、過去の予約との衝突を防ぎ、正確な在庫管理が可能です。

サイトコントローラーのデメリット

コスト

サイトコントローラーの導入や利用には一定のコストがかかります。これにはサービス料、設定費用、トレーニング費用などが含まれます。

技術的な課題

サイトコントローラーの設定や運用には一定の技術的な知識が必要であり、初めて利用する場合、学習曲線があるかもしれません。

データセキュリティ

オンライン予約データのセキュリティが重要であり、不正アクセスやデータ漏洩のリスクが存在します。適切なセキュリティ対策が必要です。

オーバーブッキングのリスク

複数の予約サイトで同時に予約が入る場合、オーバーブッキング(予約の重複)のリスクがあるため、慎重な在庫管理が必要です。

サポート体制

提供するサイトコントローラーサービスのサポート体制によっては、問題の解決が難しい場合があります。信頼性の高いサポートを選ぶことが重要です。

サイトコントローラーの料金

初期費用

サイトコントローラーを導入する際にかかる費用です。初期費用が無料のプランや、初期費用のみで利用できるプランもあります。初期費用は、無料のプランから10万円以上のプランまでさまざまです。

月額費用

サイトコントローラーを利用する際にかかる費用です。月額費用は、部屋数や機能によって異なります。部屋数が少ない小規模施設向けのプランは、月額数千円から利用可能です。部屋数が多い大規模施設向けのプランは、月額数万円から利用可能です。

オプション費用

予約管理や顧客管理、料金設定などの機能を追加で利用する際にかかる費用です。オプション費用は、プランや機能によって異なります。具体的には、以下のとおりです。

無料プラン
初期費用も月額費用も無料のプランです。予約管理機能や顧客管理機能などの基本的な機能は利用できます。

低価格プラン
初期費用は無料、月額費用は数千円のプランです。予約管理機能や顧客管理機能などの基本的な機能に加え、料金設定機能やレポート機能などの機能を利用できます。

高機能プラン
初期費用は有料、月額費用は数万円のプランです。基本的な機能に加え、マーケティング機能やチャット機能などの高度な機能を利用できます。

サイトコントローラーを導入する際には、初期費用や月額費用、オプション費用を含めた総費用を把握しておくことが大切です。

サイトコントローラーを選ぶポイント

規模

小規模宿泊施設:

小さな宿泊施設や民泊の場合、シンプルなサイトコントローラーサービスでも十分なことがあります。基本的な予約管理や在庫管理、料金設定の機能が提供されていることがポイントです。コスト面でもリーズナブルなオプションが選択肢として適しています。

中規模宿泊施設:

中規模の宿泊施設では、より高度な機能や柔軟性が求められることがあります。多くの部屋や料金プランを管理する必要があるため、リアルタイム同期、価格設定戦略のカスタマイズ、レポート機能などが必要です。規模に応じた価格設定も重要です。

大規模宿泊施設:

大規模なホテルや宿泊施設では、高度なサイトコントローラーサービスが必要です。多くの部屋やリソースを効率的に管理し、複雑な価格設定戦略を実行する能力が求められます。大量のデータを処理し、高い信頼性を持つサービスが必要です。

チェーンホテルや複数施設を持つ企業:

ホテルチェーンや複数の宿泊施設を運営する場合、統合されたサイトコントロールセンターを提供するサービスが適しています。一元管理できる機能や、異なる施設間でデータを共有できる機能が重要です。

予算

まず、利用可能な予算を確認します。予算に合ったサイトコントローサービスを選ぶことは、コスト管理の一環として重要です。低予算の場合は、コスト効率の良いオプションを検討しますが、高予算の場合はより高度な機能を提供するサービスが選択肢に含まれます。

ビジネスニーズ

自分の宿泊施設やビジネスの特性に合ったサイトコントローサービスを選びます。たとえば、観光地でのリゾートホテルと都市のビジネスホテルでは異なる要件があるかもしれません。予約のピーク時期、ターゲット市場、施設の種類に注意しましょう。

機能の豊富さ

各サイトコントローラーサービスが提供する機能を比較しましょう。在庫管理、予約管理、価格設定、リアルタイム同期、予約ポリシーのカスタマイズなど、必要な機能が含まれているか確認します。

リアルタイム同期の対応

予約サイトとのリアルタイム同期が可能かどうかが重要です。リアルタイム同期を実現することで、予約情報と在庫情報が正確に反映されます。

価格設定戦略の柔軟性

サイトコントローラーサービスがどれだけ柔軟な価格設定戦略をサポートしているかを確認します。ピーク時や需要の変動に応じて価格を調整できるかどうかが重要です。

ユーザーフレンドリーさ

インターフェースやダッシュボードが使いやすいかどうかを評価します。直感的に操作できるかどうかが、スタッフのトレーニングと効率に影響します。

カスタマーサポート

プロバイダーが提供するカスタマーサポートの品質を調査します。問題が発生した場合に迅速に対応してくれるか、サポートオプションが充実しているか確認します。

セキュリティ

顧客データや予約情報のセキュリティが確保されているかどうかを確認します。信頼性の高いセキュリティ対策が重要です。

カスタマイズ可能性

サイトコントローラーサービスがカスタマイズ可能かどうかを検討します。施策やビジネスの特性に合わせて調整できることが有益です。

レポートと分析機能

レポートと分析機能が含まれているかどうかを確認します。データの収集と分析がビジネス戦略の改善に役立ちます。

信頼性と安定性

サービスの信頼性と安定性を評価します。プロバイダーがシステムの運用において高い信頼性を提供しているかどうかを確認しましょう。

評判と口コミ

プロバイダーの評判や顧客の口コミを調査します。他のユーザーの体験を参考にすることで、信頼性や満足度を評価できます。

サイトコントローラーの導入手順

手順① ニーズの評価
まず、自分の宿泊施策やビジネスのニーズを評価します。どのような予約管理、在庫管理、料金設定のニーズがあるかを明確にします。

手順② プロバイダーの選定
サイトコントローラーのプロバイダーを選びます。複数のプロバイダーが存在し、それぞれ特徴や価格が異なるため、比較検討が必要です。

手順③ 契約と設定
選んだプロバイダーと契約を結び、サイトコントローラーの設定を行います。設定には、施設情報、在庫情報、価格設定、予約ポリシーなどを入力する作業が含まれます。

手順④ トレーニングとサポート
プロバイダーから提供されるトレーニングを受けます。これにより、システムの使い方を理解し、効果的に活用できるようになります。また、プロバイダーからのサポートがあるかどうかを確認し、問題が発生した場合に連絡する方法を知りましょう。

手順⑤ リアルタイムのデータ同期
サイトコントローラーと予約サイトやオンライン予約プラットフォームをリアルタイムで同期させるための設定を行います。これにより、在庫と価格情報が正確に反映されます。

手順⑥ 料金設定と戦略の計画
サイトコントローラーを活用して、需要に応じた価格設定戦略を計画します。ピーク時には価格を上げ、需要の低い時期には割引を提供するなど、収益を最大化するための戦略を策定します。

手順⑦ 評価と調整
サイトコントローラーを使用して予約管理と価格設定を開始し、実際の効果をモニタリングします。必要に応じて戦略を調整し、最適な結果を得るために継続的な評価を行います。

手順⑧ トラブルシューティング
問題が発生した場合、プロバイダーのサポートに連絡し、トラブルシューティングを行います。正確なデータ同期や予約管理を確保するために、定期的なシステムチェックも実施します。

手順⑨ オペレーショナル・プロセスの最適化
サイトコントローラーを活用して、宿泊施策のオペレーショナル・プロセスを最適化します。予約の受付、チェックイン、料理の提供、顧客サービスなど、各プロセスを効率化し、顧客満足度を高めます。

サイトコントローラー導入時の注意点

システム互換性の確認

サイトコントローラーを導入する前に、既存のシステムとの互換性を確認する必要があります。システム同士がスムーズに連携できるかどうかを検証しましょう。

データセキュリティの確保

顧客情報や予約データなどの重要な情報を扱う場合、データセキュリティは非常に重要です。注意深くセキュリティ対策を行い、データ漏洩や不正アクセスを防ぎましょう。

トレーニングと教育

サイトコントローラーの適切な活用にはトレーニングと教育が必要です。スタッフや管理者に対して、システムの使い方やベストプラクティスを指導し、効果的な利用をサポートしましょう。

予期せぬトラブルへの備え

システム障害や予約の衝突など、予期せぬトラブルに備えるプランを用意しておくことが重要です。トラブルが発生した際に迅速に対処できる体制を整えましょう。

契約条件の確認

サイトコントローラーを提供するサービスプロバイダーとの契約条件をよく確認しましょう。サポート、料金体系、契約期間などについて明確に理解し、問題が生じないようにしましょう。

更新とアップグレード、バックアップ

システムは進化し続けますので、定期的な更新とアップグレードが必要です。最新バージョンを利用することで、新機能やセキュリティの向上を享受できます。システムの障害や誤操作により、重要なデータが失われる可能性があります。定期的なバックアップと復旧プランを策定しましょう。

おすすめのサイトコントローラー8選

Beds24(ベッツ24)

beds24

出典:Beds24(ベッツ24)公式HP

「Beds24」とは、2005年にサービスを開始、15年以上の歴史を持つサイトコントローラー&PMS&予約エンジンです。世界30,000以上の施設、日本国内では2,340施設(2023年1月1日現在)で導入されています。ホテル・旅館のみならず、民泊用サイトコントローラーとして7割以上のシェアを得ています。料金は税込3,960円/1棟からとリーズナブルで、1ヶ月間の無料トライアルもあります。

Beds24は、AIの機能を持つアプリとの提携を通じて多様な機能を提供中。具体的には、ダイナミックプライシング、不正クレジットカード利用の防止等が提供されています。多彩な AIの機能により、宿泊業界の単純作業を自動化。「人にしか出来ないおもてなしの仕事」を増やせる環境を目指しています。

未経験者にも使いやすいデザイン
世界各国で利用されているBeds24は、言語を超えて使いやすいデザインが特徴です。複数の施設を直感的に一元管理できます。

ダイナミック・プライシングで適切に価格を変動
需要に応じて商品やサービスの価格を変動させる仕組みを、ダイナミック・プライシング(変動料金制)といいます。Beds24のダイナミック・プライシングでは、競合他社の直近の稼働率や値動きのデータ、宿泊施設周辺で開催されるイベントなどのデータをもとに、AIが適切な価格を算出します。週末や長期休暇など需要が多い時期は価格を高く設定して売り上げを増やし、逆に需要が少ない平日は価格を抑えて機会損失を防ぐといった調整が可能です。AIが算出した価格を参考に担当者が手動で価格を入力するヒントプランと、AIが算出した販売価格で販売する通常プランがあります。

初期費用:なし
月額費用:3,960円~

TEMAIRAZU(手間いらず)シリーズ

TEMAIRAZU

出典:TEMAIRAZU(手間いらず)シリーズ公式HP

世界大手の宿泊予約サイト「Booking.com」などが推奨しているサイトコントローラー。提携する宿泊予約サイト数が国内最多であり、「Hostelworld」「Trip.com」や「Globekey」とも提携可能です。「TEMAIRAZUYIELD」「手間いらず.NET2」「手間いらずmini」の3つのサービスがあり、必要な機能や価格に応じて選べるようになっています。

インバウンドに強い

世界最大の宿泊予約サイトBooking.comからは2022年のプレミアパートナーと認定されたほか、国内予約サイトコントローラーとして初めて民泊仲介サービス最大手のAirbnbとシステム連携を行っています。さらに台湾の民泊仲介サイトAsiaYo.comともシステム連携を開始するなど、インバウンドに強みをもつサイトコントローラーです。

初期費用:50,000円
月額費用:9,900円~ + 月額通信料
※詳細は応相談(契約内容によって変動)

TLリンカーン

TLリンカーン

出典:TLリンカーン公式HP

大手ホテルや旅館など約5,100の宿泊施設で広く利用されているTLリンカーンは、国内最大規模のサイトコントローラーの一つです。最大の特徴は、JTBや日本旅行などの旅行会社(リアルエージェント)と、じゃらんや楽天トラベルなどのネット販売(ネットエージェント)を一つの画面で統合的に管理できることです。

このシステムは、大規模なホテルや旅館向けに設計されており、部屋の在庫とプランを同期させる「共通在庫」サービスも提供しています。ダブルブッキングを防ぐための一括コントロール機能が提供されており、複数の宿泊予約サイトの残室数や料金を同時に調整できます。残室数や料金の調整は迅速に行われ、ダブルブッキングを回避できます。

初期費用:100,000円
月額費用:30,000円~
※月額利用料は総客室数に応じて異なる

ねっぱん!

ねっぱん!

出典:ねっぱん!公式HP

楽天のグループ会社である株式会社クリップスが提供する、国内では業界トップクラスの施設導入数を誇るサイトコントローラーです。ゲストハウスや小規模の宿泊施設にオススメです。

宿泊客にサンクスメールを送れる

予約受付時やチェックイン前、チェックアウト後に宿泊客宛てのサンクスメールを送る機能があります。キャンセルの回避やリピーターの獲得に利用できます。

プラン一括登録や自動延長で操作を簡略化
従来プラン登録は予約サイトごとに操作が必要でしたが、ねっぱん!は一括で登録が可能です。また、販売期間の延長も一括で登録できるので、プランの延長忘れや販売損失などのリスクを回避できます。

初期費用:50,000円~
月額費用:5,500円~

CheckInn(チェックイン)

CheckInn

出典:CheckInn(チェックイン)公式HP

「Check Inn」はサイトコントローラー・PMS・自社予約システム一体型のオールインワンシステムです。自社サイト・各OTAの在庫・料金・予約情報を一元管理するサイトコントローラーの他に、自社予約システムとPMS機能を標準搭載しています。これらの機能を初期費用無料・月額料金(トランザクションなし)にてご提供します。一体型で利用することで業務・コストの削減に貢献します。

また、手厚いサポート体制により24時間・365日ご対応致します。さらに、予約システム一体型の自社ホームページをノーコードで作成するサービスもあり、受託開発並のホームページをリーズナブルに作成できます。

初期費用:なし
月額費用:11,000円~

らく通with

らく通with

出典:らく通with公式HP

JR鉄道情報システム株式会社が提供するサイトコントローラー。JRの「みどりの窓口」の端末で培った最新のコンピュータ・通信技術を活かして作られており、万全なファシリティとセキュリティ対策を完備しています。

最大の特徴は、旅行会社やネットエージェントからの送客通知を一元管理できること。フロント会計システムとのデータ連動により、フロント業務を大幅に効率化します。

初期費用:100,000円
月額費用:9,800円~

AirHost(エアホスト)

出典:AirHost公式HP

無人チェックイン、サイトコントローラ、PMS、ブッキングエンジンなど、民泊運営に必要な機能を一つにまとめ、効率的な運営を実現します。一つの施設でも、複数の施設でも1か所で管理できます。

運用代行サービスも提供しており、民泊の無人オペレーションを行うこともできます。

初期費用:10,000円
月額費用:2,000円~

ルーム・マネージャー・セカンド

ルーム・マネージャー・セカンド

出典:ルーム・マネージャー・セカンド公式HP

有限会社ペン・システムが提供するサイトコントローラーです。ASPシステム開発の老舗ならではのノウハウをもとに、ダブルブッキングゼロを目標に開発された、予約サイト部屋在庫一元管理システム。一番の特徴は、ダブルブッキングを防ぐリアルタイム更新機能です。初期費用・月額費用すべて無料で利用可能なサービスです。

初期費用:55,000円
月額費用:5,500円


mincan

mincan

出典:mincan公式HP

mincanは施設の運営管理機能やユーザー向け予約ページ、さらにサイトコントローラーまですべての機能が含まれたクラウドサービスです。じゃらんや楽天トラベルといった大手宿泊予約サイトとも連携できます。

感覚で操作できるデザイン

サイトコントローラー(在庫管理)と自社予約システムが1つのシステムでできるのは業界初!どなたでも簡単に操作できます。会計システムや顧客管理、清掃シフトのシステムも一括管理できるので便利です。

独自の予約サイトが使える

プラン登録をすると、独自の予約サイトが自動で生成されます。予約サイトを使わなくても、宿泊施設の公式サイト内に予約ページが作れます。予約は各種クレジットカードに対応。もちろん独自サイトからの予約も在庫に連動されます。予約手数料は1件あたり300円と、業界最低水準です。

受付業務もオンラインで可能

チェックイン手続きをペーパーレス化でき、手書きによるミスも軽減できます。オンラインでの受付にも対応しています。

簡易宿泊所運営にも優しいシステム

一棟を一部屋として考える簡易宿泊所などの運営にも力を発揮できるシステムです。複数施設の運営で、さらにお得に利用できます。

9. サイトコントローラーと連携するスマートロックでさらに業務効率化

スマートロック連携

beds24とSwitchBot Lock+キーパッドをAPI連携。beds24の予約情報、施設情報、部屋情報を取得します。
キーパッドの解錠コードを自動発行し、ゲストへ通知することができます。
beds24以外のサイトコントローラ、自社、他社ブッキングエンジンとの連携も承ります。

SwitchBotとは?

SwitchBot SwitchBotロック

工事不要、貼り付けて設置できるスマートロックシステムです。
安価なため、一般的なスマートロックに比べても低価格での無人化対応が可能になります。

まとめ

サイトコントローラーを導入することで、以下のメリットが得られます。
・予約管理が効率化され、業務の負担を軽減できる
・複数のOTAの予約を一元管理できる
・予約状況をリアルタイムで確認できる
・PMSのデータと連動して予約管理を行うことができる

サイトコントローラーを導入する際には、自社の規模や予算、必要な機能をよく検討することが大切です。また、導入・運用にかかる費用も事前に把握しておきましょう。



スマートロック サイトコントローラー連携
beds24やサイトコントローラとスマートロック(Switchbot Lock+キーパッド) 連携




投稿日: 2024年04月22日、タグ: ,
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