2026年10月7日
「カスハラ対策でカメラや録音機器を入れたいが、補助金は使えるのか」──2026年10月1日の義務化を受けて、こうしたご相談が増えています。
結論から言うと、カスハラ対策の機器導入にそのまま使える制度は、現時点では東京都の奨励金(定額40万円)と名古屋市の補助金(上限30万円)が中心です。一方で、国の代表的な補助金(デジタル化・AI導入補助金や省力化投資補助金など)は、カスハラ対策のカメラ単体の導入には使いにくい設計になっています。
本記事では、2つの制度の要件・申請手順に加え、ボディカメラ・据置型カメラ・AIカメラ・通話録音装置のどれが対象になるのかを早見表で整理しました。ボディカメラと全通話録音システムを企業に提供しているバルテックが、制度の公表情報をもとに解説します。
※本記事は2026年10月7日時点の公表情報にもとづいて作成しています。補助金・奨励金の要件や受付状況は変更されることがあるため、申請前に必ず各実施機関の公式情報をご確認ください。
カスハラ対策の補助金・奨励金とは、録音・録画機器の整備や対応マニュアルの作成など、企業のカスタマーハラスメント対策にかかる費用を自治体が支援する制度です。2026年10月時点で、機器の導入に直接使える主な制度は、東京都の「カスタマーハラスメント防止対策推進事業 企業向け奨励金(定額40万円)」と、名古屋市の「中小企業カスタマーハラスメント対策支援補助金(補助率1/2・上限30万円)」です。
機器の種類ごとの対象可否は「カメラの種類別 早見表」で一覧にしています。東京都・名古屋市以外の企業の方は「東京都・名古屋市以外の企業はどうする?」の章をご覧ください。
カスハラ対策の費用支援は、国ではなく自治体が先行して制度化しています。東京都は2025年4月にカスタマー・ハラスメント防止条例を施行し、あわせて企業向けの奨励金を始めました。名古屋市も中小企業向けに機器の導入費用を補助しています。
2つの制度は「定額か、経費の半分か」という点で性格が大きく異なります。まずは違いを比べてください。
| 項目 | 東京都 奨励金 | 名古屋市 補助金 |
|---|---|---|
| 支援額 | 定額40万円※経費に補助率をかける方式ではありません | 経費の1/2以内・上限30万円※補助額は5万円〜30万円(経費合計10万円以上が必要) |
| 対象企業 | 都内に本店または支店があり、常時雇用する従業員300人以下の中小企業等 | 名古屋市内の中小企業者(従業員を雇っていない事業者も対象) |
| 機器の扱い | 「録音・録画環境の整備」の取組として、機器の購入または6か月以上のリース | 管理用カメラ・ウェアラブルカメラ・クラウド型録画・通話録音装置などを経費として補助 |
| 必須条件 | カスハラ対策マニュアルの作成と、実践的取組1つ以上 | 名古屋市新事業支援センターのセミナー受講と個別相談 |
| 受付 | 第2回:2026年10月23日〜11月6日※事前エントリー制。今回が最終募集 | 2026年6月22日〜10月30日17時必着 |
出典:東京都「都内企業のカスハラ防止対策を支援」(2026年6月)、名古屋産業振興公社「中小企業カスタマーハラスメント対策支援補助金」、補助金ポータル「東京都カスハラ奨励金」
「国の大きな補助金のほうが金額も大きいのでは」と考える方も多いのですが、カスハラ対策のカメラを単体で入れる目的には、国の主要な補助金はほとんど合いません。制度ごとに理由を整理します。
通常枠はソフトウェアやクラウドサービスの導入が中心で、カメラは対象になりません。AIカメラが対象経費として挙がっているのは、10者以上が連携して地域のデジタル化に取り組む「複数者連携デジタル化・AI導入枠」に限られます。(出典:中小企業庁「デジタル化・AI導入補助金2026の概要」)
事業者の業務に合わせて設計された設備やシステムによる省力化が対象で、汎用的な設備を単体で導入する事業は対象外とされています。カスハラ対策として市販のカメラを導入する用途には合いません。(参考:省力化投資補助金はAIに使える?)
高年齢労働者の労働災害防止を目的とした制度で、令和8年度は見守り装置やウェアラブルデバイスが対象外と整理されています。(参考:補助金ポータル「エイジフレンドリー補助金」)
つまり、カスハラ対策の機器導入で検討すべきなのは、まず所在地の自治体の制度です。以下、東京都と名古屋市の制度を順に詳しく見ていきます。
2026年10月1日、改正労働施策総合推進法が施行され、すべての事業主にカスハラ対策が義務づけられました。企業規模による猶予はなく、従業員を1人でも雇っていれば対象です。
厚生労働省の指針は、企業が講じるべき措置を5つの区分に整理しています。このうち4番目の「抑止のための措置」は、悪質な行為への対処方針を定めるだけでなく、その対処を実行できる体制まで整えることを求めています。出入禁止や警察への相談といった対処を実行するには、映像や音声の記録が欠かせません。録音・録画機器の需要が高まっているのはこのためで、補助金・奨励金はその導入費用を抑える手段になります。
義務の全体像はカスハラ対策義務化|企業が講ずべき5つの措置と実務チェックリストで詳しく解説しています。
東京都の奨励金は、支給額が定額40万円である点が最大の特徴です。経費の何割を補助するという方式ではないため、取組の要件さえ満たせば金額が読みやすく、社内稟議も通しやすい制度です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 支給額 | 定額40万円 |
| 対象 | 常時雇用する従業員が300人以下で、都内に本店または支店の登記があり、都内で1年以上継続して事業を行っている中小企業等 |
| 必須の取組 | カスハラ対策マニュアルの作成と周知 |
| 実践的取組 (1つ以上) |
|
| 第2回の 事前エントリー |
2026年10月23日(金)10時〜11月6日(金)17時※受付件数は5,000件。支給申請の受付は、抽選により複数回に分けて行われます。東京都は本事業の募集を今回で終了するとしています。詳細は東京都の特設サイトでご確認ください。 |
出典:東京都「カスタマーハラスメント防止対策推進事業 企業向け奨励金第2回募集」(2026年9月)
東京都は、本事業の募集を今回の第2回で終了するとしています。また、奨励金は「取組を行った企業等」に支給される仕組みです。エントリーしてから機器を手配するのでは間に合わないおそれがあるため、マニュアルの作成と録音・録画機器の導入は、事前エントリー(10月23日〜)の前に終えておくことをおすすめします。取組の完了期限の詳細は、募集要項で確認してください。
対象になるのは、常時雇用する従業員が300人以下の企業等です。あわせて、都内に本店または支店の登記があること、都内で1年以上継続して事業を行っていること、直近の税金に滞納がないこと、過去5年間に重大な法令違反がないことなどが求められます。
本社が都外にある企業でも、都内に支店登記があれば対象になり得ます。支店単位でカスハラ対策を進めている企業は確認しておく価値があります。
奨励金を受けるには、カスハラ対策マニュアルの作成が前提です。そのうえで、録音・録画環境の整備、AIを活用したシステムの導入、外部人材の活用のうち1つ以上を実施します。
マニュアルは、法律で義務づけられた「方針の明確化」とも重なります。ゼロから作る場合は、カスハラ対策規程のひな形【全8条の条文例】をベースにすると、奨励金の準備と法対応を同時に進められます。
公表されている例をもとに、対象になるもの・ならないものを整理しました。ポイントは「録音・録画のための専用機器であること」と「契約の時期と期間」の2つです。
| 対象になる例 | 対象にならない例 |
|---|---|
|
|
参考:メディアリンク「東京都カスハラ防止対策奨励金の申請要件」
公表されている例には、ボディカメラ(ウェアラブルカメラ)という機器名は出てきません。ただ、録画・録音のための専用機器であり、汎用機器には当たらないため、要件を満たせば対象になり得ます。導入予定の機種が対象になるかは、申請前に事務局へ確認しておくと確実です。
なお、奨励金の対象は2025年4月1日以降の取組です。条例施行後にすでに録音・録画機器を導入している企業は、その導入も対象になる可能性があります。
支給申請は国の電子申請システム「Jグランツ」で行うため、ログイン用のGビズIDプライムが必要です。発行まで時間がかかることがあるため、最初に手配してください。
受付期間中であれば、いつエントリーしても有利・不利はありません(先着順ではありません)。支給申請の受付は、抽選により複数回に分けて行われます。
抽選で決まった順番に沿って、支給申請用のURLがメールで届きます。取組を実施したことが確認できる書類を添えて申請します(必要書類は募集要項で確認してください)。
審査で要件を満たしていると認められると、定額40万円が支給されます。
リース期間を6か月未満で契約してしまう、無料トライアルのまま申請してしまう、スマートフォンの録音アプリで代用してしまう──この3つは、取組の実態があっても対象外になります。機器を選ぶ段階で「購入」か「6か月以上のリース」かを決めておくことが重要です。
名古屋市の補助金は、ウェアラブルカメラや通話録音装置が対象経費として明記されているのが特徴です。機器の対象可否で迷う余地が少なく、カスハラ対策の機器導入と最も相性のよい制度といえます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助額・補助率 | 補助対象経費の1/2以内・上限30万円 ※補助対象経費の合計が10万円以上であることが必要(補助金額5万円〜30万円) |
| 対象 | 名古屋市内の中小企業者(従業員を雇っていない事業者も対象) |
| 申請の前提条件 | 名古屋市新事業支援センターのカスハラ対策セミナーを受講済みであること、および同センターでカスハラ対策の個別相談を受けていること |
| 受付期間 | 2026年6月22日(月)〜2026年10月30日(金)17:00必着 |
出典:名古屋産業振興公社「中小企業カスタマーハラスメント対策支援補助金」
名古屋市の制度では、次の経費が補助の対象です。接客の場面を記録するカメラと、電話を録音する仕組みの両方が対象になっているため、対面と電話のカスハラをまとめて対策できます。
| 経費の区分 | 内容 |
|---|---|
| カメラ | 管理用カメラ(従業員と顧客との接点を記録するもの)、ウェアラブルカメラ、クラウド型録画システム |
| 録音 | 通話録音装置、クラウド型録音システム |
| 謝金 | 対応マニュアルの作成などにかかる専門家への謝金 |
補助額は「対象経費 × 1/2」で、上限は30万円です。経費の合計が10万円に届かない場合は対象外になる点に注意してください。
| 対象経費の合計 | 補助額 | 自己負担 |
|---|---|---|
| 8万円 | 対象外 | 8万円 |
| 20万円 | 10万円 | 10万円 |
| 60万円 | 30万円 | 30万円 |
| 100万円 | 30万円(上限) | 70万円 |
補助額を最大にしたい場合は、対象経費を60万円前後に設計するのが効率的です。ボディカメラの台数と通話録音の導入範囲を組み合わせて調整するのが現実的な方法です。
この補助金は、名古屋市新事業支援センターのカスハラ対策セミナーを受講済みで、同センターで個別相談を受けていることが申請の要件です。会場セミナー(6月22日)は終了していますが、オンラインセミナーは2026年7月3日から10月30日17時まで公開されており、申込フォームから申し込むと受講用のURLと資料がメールで届きます。
注意が必要なのは、セミナーの公開終了と申請の締切が同じ10月30日17時である点です。セミナーの受講、個別相談、機器の見積取得、申請書類の作成をすべて締切までに終える必要があるため、セミナーの申込と個別相談の問い合わせは今すぐ行ってください。個別相談の方法は、名古屋産業振興公社(052-735-0808/customer@nipc.or.jp)に確認できます。(出典:名古屋産業振興公社「セミナー情報」)
「自社が検討しているカメラは対象になるのか」を判断できるよう、機器の種類ごとに整理しました。名古屋市は対象経費に機器名が明記されているため判断しやすく、東京都は「録音・録画環境の整備」に当たるかどうかで判断します。
| 機器 | 東京都 奨励金 | 名古屋市 補助金 |
|---|---|---|
| ボディカメラ (ウェアラブルカメラ) |
○録画のための専用機器として対象になり得る。購入または6か月以上のリースが条件 | ◎「ウェアラブルカメラ」として対象経費に明記 |
| 据置型カメラ (店舗・窓口) |
○録画機能付きカメラのリースが対象例に含まれる | ◎従業員と顧客の接点を記録する「管理用カメラ」として明記 |
| AIカメラ | △録画機器、または「AIを活用したシステム」に当たるかは要確認 | ○接客の場面を記録する用途であれば「管理用カメラ」に該当し得る |
| 通話録音装置 (クラウドPBX含む) |
◎通話録音装置の購入・リースが対象例に含まれる | ◎通話録音装置・クラウド型録音システムとして明記 |
| PC・タブレット ・スマートフォン |
×汎用機器は対象外 | ×汎用機器は対象外 |
◎=機器名・用途が制度に明記されている/○=要件を満たせば対象になり得る/△=事務局への確認が必要/×=対象外。最終的な対象可否は各実施機関の審査で判断されます。
どの機器を選ぶかは、自社のカスハラがどこで起きているかで決まります。店頭・訪問先・窓口など対面の場面が中心なら、従業員と一緒に移動できるボディカメラが向いています。長時間の電話や繰り返しの架電が中心なら、全通話を自動で録音する仕組みが有効です。
カメラを身につけていること自体が、悪質な言動の抑止につながります。映像と音声を同時に残せるため、出入禁止や警察への相談など、指針が求める「抑止のための措置」を実行する根拠になります。バルテックのボディカメラは、稟議を通しやすい買い取りプランにも対応しているため、東京都の「購入」要件にも合わせやすい構成です。
着信時に「通話を録音しています」と自動で案内することで、悪質な電話の抑止につながります。すべての通話が自動で残るため、録音のし忘れもありません。電話のカスハラ対策については親記事の「電話のカスハラ対策」の章で詳しく紹介しています。
補助金・奨励金の申請は、機器を選ぶ前の準備で結果が決まります。締切から逆算して、次の順番で進めてください。東京都の第2回(最終募集・事前エントリーは10月23日から)に合わせる場合、STEP1〜3はエントリー開始前に終えておくのが目安です。
STEP1:所在地と要件を確認する
東京都か名古屋市か、それ以外の自治体かで使える制度が変わります。従業員数(東京都は300人以下)と、都内の支店登記の有無も確認してください。名古屋市の場合は、オンラインセミナーの申込と個別相談の問い合わせを最初に行ってください。
STEP2:カスハラ対策マニュアルを作る
東京都の奨励金はマニュアルの作成が必須です。法律で義務づけられた「方針の明確化」とも重なるため、最優先で着手してください。
▶ カスハラ対策規程のひな形【全8条の条文例】/そのまま使える条文と、流用すると危ない3つの条文
STEP3:機器を選び、見積書を取る
対面か電話かで機器を選び、契約形態を「購入」か「6か月以上のリース」に決めます。名古屋市の場合は、補助額が最大になる経費60万円前後を目安に構成を組むと効率的です。
STEP4:エントリー・申請する
東京都はGビズIDプライムを取得したうえで特設サイトから事前エントリーし、通過後にJグランツで申請します。名古屋市は公社のサイトから様式をダウンロードし、オンラインフォームで提出します。
STEP5:導入し、運用ルールを決める
機器を入れただけでは、記録は証拠として使えません。録画・録音の目的の掲示、データの保存期間、閲覧できる人の範囲を決めてから運用を始めてください。
▶ 従業員のプライバシー保護と録音・録画の運用ルール/防犯カメラの掲示は義務か、データ運用の5ルール
▶ 悪質クレーマーへの対処と証拠保全/対処の段階ごとに必要になる証拠のレベル
ボディカメラ・通話録音の構成、台数、契約形態(買い取り/リース)について、
補助金・奨励金の要件を踏まえてご提案します。
見積書の発行にも対応しています。
カスハラ対策の支援制度は、条例の制定とあわせて自治体ごとに広がりつつあります。東京都・名古屋市以外の企業も、所在地の都道府県と市区町村の両方を確認してください。
探し方は次の3つが確実です。
1つ目は、国の電子申請システム「jGrants」で「カスタマーハラスメント」「カスハラ」と検索する方法です。2つ目は、中小機構の「J-Net21 支援情報ヘッドライン」で地域と分野を絞り込む方法です。3つ目は、所在地の都道府県・市区町村のサイトで「カスハラ」「防犯カメラ 補助」と検索する方法です。
カスハラ専用の制度がない地域でも、商店街・自治会や事業者向けの防犯カメラ設置補助を設けている自治体があります。店舗の出入口に設置するカメラであれば、こうした制度が使える場合があります。
補助金が使えない場合でも、費用の出し方を工夫すれば負担は抑えられます。トラブルの多い店舗や部署から先に導入し、効果を確認してから広げる段階的な導入が代表的です。初期費用を抑えたい場合はリース、総額を抑えて資産として持ちたい場合は買い取り、と契約形態を使い分ける方法もあります。
また、補助金の制度は年度ごとに新設・改定されます。来年度の募集に備えて、マニュアルの作成と機器の見積取得だけでも先に済ませておくと、募集開始後すぐに申請できます。
録画・録音のための専用機器であり、PCやスマートフォンのような汎用機器には当たらないため、要件を満たせば「録音・録画環境の整備」として対象になり得ます。ただし公表されている例に機器名の記載はないため、導入前に事務局へ確認しておくと確実です。名古屋市の補助金では、ウェアラブルカメラが対象経費として明記されています。
東京都の奨励金は、6か月以上のリース契約であれば対象です。6か月未満のリースや無料トライアルは対象外になります。買い取り(購入)も対象です。
東京都の奨励金は、条例が施行された2025年4月1日以降の取組が対象です。それ以降に購入・契約した録音・録画機器であれば、対象になる可能性があります。2025年3月31日以前の購入や契約更新は対象外です。
名古屋市の補助金は、従業員を雇っていない事業者も対象とされています。東京都の奨励金の対象範囲は、最新の募集要項で確認してください。
公表情報からは判断できません。AIカメラが「録音・録画環境の整備」と「AIを活用したシステムの導入」のどちらに当たるか、あるいはどちらにも当たらないかは、申請前に事務局へ確認してください。
間に合う可能性はあります。受付は2026年10月30日17時必着で、申請の前提となるセミナーはオンラインで同日17時まで受講できます。ただし個別相談も必要なため、セミナーの申込と相談の問い合わせを早めに行ってください。
カスハラ対策の機器導入に使える制度は、現時点では東京都の奨励金(定額40万円)と名古屋市の補助金(上限30万円)が中心です。国の主要な補助金は、カスハラ対策のカメラ単体の導入には使いにくい設計になっています。
東京都はマニュアルの作成が必須で、機器は「購入」か「6か月以上のリース」が条件です。名古屋市はウェアラブルカメラや通話録音装置が対象経費に明記されている一方、セミナー受講と個別相談が申請の前提になります(セミナーはオンラインで10月30日まで受講可能)。どちらの制度も、締切の直前に動き始めても間に合わない点は共通しています。
東京都の奨励金は、10月23日から事前エントリーが始まる第2回が最後の募集です。名古屋市の補助金も10月30日に締め切られます。マニュアルの作成と機器の導入を、今のうちに進めておいてください。
2026年10月1日施行の義務の全体像。5つの措置(全10項目)と、施行日までの社内体制づくり5ステップ。
東京都の奨励金で必須となるマニュアル作成の土台に。ひな形をそのまま流用すると危ない3つの条文も解説。
導入したカメラの記録を、出入禁止や警察への相談で使える証拠にするための実務。対処6段階と必要な証拠のレベルの対応表。
カメラ導入後に必要な掲示と運用ルール。従来型カメラと顔識別機能付きカメラで扱いが異なる点を整理。